赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>劉
まさか本当にそれだけの為に来たんだとは思わなかった、……驚いたけど、仕事のことは気にしないで。優秀な鳥は沢山いるから(手紙に書かれるのは社交辞令や建前で、何かしら己に対する依頼があっての事だろうと踏んでいた。それが勘違いで本当に己という存在を見に来ただけだと教えられれば流石にその意外性に唖然とするばかり。それでも詫びるようなその言葉や雰囲気に気にしないでくれと言葉を重ねれば、彼女に用意したものと同じものを己も片手に持ちながら木で作られた年季の入るロッキングチェアに腰を掛け。きぃ、と静かな音と共に緩やかに椅子を揺らしては彼女がソファーに座っていないことに気がついて。それどころか入口付近にて動かない彼女に疑問を抱けば、それがどうしてなのかと察することも気も回ることもせずに不思議がるように「__え、飲まないの?。嫌い?」まさかオレンジジュースが飲めない人だったのか、と見当違いの心配を浮かべる始末で)
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