赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>ヨハンナ
(共通の人物の話題であれば彼女も遠慮なく話が続けることが出来る、そう踏んで話題の中心をこの場にいない彼に向けていたが、己の事も見透かすように褒められれば悪い気がしない。寧ろ少しばかり照れる気さえするのは思いがけず与えられた言葉だからだろうか、恥じ噛む様に小さく笑みを零してから「お嬢ちゃん、今度同じことを蜥蜴のビルに言ってみると良い。きっと素直じゃない事を言って照れ隠しをする筈だ」自分だって照れたが、働きぶりを見せた訳じゃない彼女に仕事に向き合う面を褒められるのは嬉しくてならないのだ。普段褒められるとは真逆の位置にいる彼ならばもっと良い反応を見せる筈、と少しの悪戯を持ちながら提案をし。未だ見ぬ場所に思いを馳せる彼女の様子を見れば、期待外れだったらがっかりさせてしまうと考えを残しつつ「勿論、何処も素敵な場所だ。__行きたい場所が有るならいつでも誘ってくれ、喜んで案内しよう」見るだけで何を考えているのかが伝わりそうな彼女の雰囲気を微笑ましく感じながら、"くつり"と小さく喉を鳴らし控え目に微笑み。暫し歩いた所で見えて来たのはカラフルな色合いのスイーツショップと、隣に並ぶ少し大きめのレストランで「今日用事が有るのはこっちのショップだが、蜥蜴のビルは隣のレストランがお気に入りの様だよ」先ずは指をさすようにショップを、そしてその指先を移動するようにレストランを示せばメニューの豊富さに加えてボリュームの有る食事を出すのを喜んで話していたのを思い出し。ショップへ顔を出せば現れたのは店主の代わりのスタッフで、自身が来た事に合わせて挨拶をされる他、既に用意されていた大きめの紙袋を数個渡されて。「此処がこの国一番のスイーツショップなんだ、――そのチョコレートを一つ」最初は彼女へ説明するように、後者はスタッフに購入の旨を示して伝え「俺の一番お気に入りのチョコなんだ、帰ったら食べて。今度感想を聞かせてくれたら嬉しい」差し出した箱に入るのはホワイト、ストロベリー、ミルク、ビター、と定番の味が揃う生チョコで)
(/此方こそややこしく申し訳ないです…!急いで送ってしまった為に確認が出来ず!ご迷惑をおかけいたしました…!重ねてお返事が遅れてしまったこと申し訳有りません!/蹴り推奨)
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