赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>一輪
(慣れた様子で城から森に続く庭園を進む、行きはドレスで埋まっていた手は片手に持たされたバスケットのみまで軽くなり、香水なんかは比にならない濃厚すぎる薔薇の香りを切るようにツカツカと足を進ませる。曲がり角を曲がったその先で物珍しい風貌をしたアリスを見つければ″アラ″と短く驚きの声を零し。一目で見てわかる迷い込んだばかりだと言う雰囲気に放っておく事など僅かと考えず「ハーイ、そんなの食べるくらいならコッチを片付けてよ」片手に握るバスケットを軽く持ち上げて、中には皆で食べてくれと様々な食品が詰められてるようで「マフィン、これアタシのオススメ。好物だから多めに入れて貰ったんだ」バスケットを開きシンプルなマフィンを一つ取り出し「説明するのは多くあるんだけど、薔薇に手ぇ付けるほど空腹なら頭に入らないでしょ」アハハと花を食べていたその様子からからかう様に告げて「毒なんか入れてないから安心しな」それを証明するためか、少しちぎったマフィンを先に食べてから差し出して。今一度改めて見る彼の姿はやはり珍しい、どこぞの猫を思い出させる体付きはいっそ痛々しい程で。「よく来たね、アリス。不思議の国を代表してアタシ帽子屋が歓迎するよ」赤いルージュを乗せた唇をにぃ、と笑の形に変えて簡易な自己紹介を行って)
(/それでは帽子屋にてお迎えに上がらせて頂きます!途中でのキャラクターチェンジも可能ですので遠慮なくお伝えくださいませ!お時間の許す限りお相手をどうぞよろしくお願いします…!/蹴り推奨)
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