赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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指名(初回交流の拾い主)/
登録か無登録か/登録
名前/一輪(イチリン)
年齢/26
性別/男
性格/陰鬱、根暗、倦怠的の三重苦。現代で言う鬱病に近い病んだ心を抱えるが、鬱は鬱でも一人塞ぎ込むタイプではなく憂鬱や絶望をじくじくと周囲に垂れ流す傍迷惑な捻くれ者。零した毒に相手が嫌な顔をすれば好いた子を泣かせる男児のような仄暗い悦を覚え、優しく受け入れられればもっと受け入れろ毒を食らわば皿まで食らえと際限なく強請る、性根の腐った甘えを持つからタチが悪い。人生の半分を廃人、もう半分を狂人として生きてきたせいでそんな醜い触れ合いしかできず、相手の反応によっては僅かに残った正気がそうさせるのか酷い自己嫌悪に襲われる事も。己の心一つ制御できないある種の不器用かつ情緒不安定。気狂いだけに互いを慈しむような健全な愛情など抱けるはずもなく、求めるのはたとえ幻覚でも共に狂気の海沈んでくれる存在のみ。
容姿/誰も彼も睨め付けるような恨みがましい切れ長のつり目と右頰に残る赤々とした鱗状の火傷が与える印象はまさに蛇。伸びた青い艶のある黒髪も蛇のようにうねっており、後ろで団子のように結わえて幾つか簪を刺してある。鮮やかな縞柄に大輪の薔薇が咲く銘仙の着物を兵児帯で着流しのように締め、右腕の欠損を隠すように羽織を袖を通さず引っ掛けた和の装い。見世物として半端に女を真似た派手な格好は化粧こそしていないものの和製のドラァグクイーンのようにどこか滑稽。背丈は175cmと高めだが鎖骨が浮き出るほど痩せており不健康。
備考/東洋の真珠と謳われる島国、その大正時代から迷い込んだ古臭いアリス。十にも満たぬ時分に生家と家族が焼け、自身も端正な顔立ちと片腕を失う。錯乱し白痴のようになった不具者の孤児を誰が拾ってくれるはずもなく、気づけば見世物小屋で片輪者を揶揄する「一輪」の名を与えられていた。本名を思い出そうにも火事以前の記憶が無く振り返れども振り返れども不幸な記憶があるばかり、そんな記憶で形作られているために底無しに鬱屈とした性分になってしまった。客の医者に"精神療法の被験体に"と引き取られ精神病院へ身柄を移された後も待ち受けていたのは酷く劣悪な環境で、嗚呼己はとことん不幸のどん底まで落ちねばならぬ運命なのだと根暗をこじらせ奇怪な国のまやかしも不幸の一つとして受け入れる。慢性的に飢えており食えそうなものは何でも口に入れる悪食。何処のものともわからぬ訛りを持つ。
ロルテ
ーー如月に牡丹が咲きよる。気違いの頭ン中は万年春爛漫っちゅうんは本当かいな。
(足首の枷と得体の知れない薬物とが体を鉛のように重く沈ませ黴臭いベッドへ否応無しに縛り付ける。これならば見世物小屋で永劫蛇の生き血を啜っていたほうがマシだったと切に思える日々だからこそポツリ、脈絡もなく眼前に現れた花の一輪にも嗚呼とうとう本物の気狂いになったかと乾いた呟きを漏らすだけ。頷く代わりに一つまた一つ花開く赤い花弁はいつしかひび割れた病室の壁を深緑の葉で埋め尽くし、蜘蛛の巣の張った天井までラムネ色の空に塗り替えすっかり視界全てを様変わりさせてしまった。阿呆らし、ともう一声吐き捨てても色褪せた景色ばかり与えられていた両の目は鮮やかな色彩に飢え、気づけば片方しかない腕をその牡丹らしき花へ伸ばさせる。握り潰すようにしてひとつ千切れば棘の痛みも塗り潰す、洋酒にも似た甘ったるい香りが鼻を刺し、自然とその花を口へと運ばせて)
……血の味しかせんわ。何して牡丹に棘が生えとるんじゃ、まやかし風情が馬鹿にしよって。
(/突然の書き込み失礼致します。サイトの方を拝見し、レトロなアリスも可能と仰られていたので大正時代からの迷い込みで参加希望させていただきます…!決して失礼な毒舌等にはならないつもりですが、そうでなくとも酷い性格になってしまったため相性等問題がありましたら潔く辞退させていただきます。
また、もし参加を許可していただける場合は"厄介事"として芋虫様やライオン様の元へ転がり込むのが良いか、甘ったれな根性からオネエ様たちに面倒を見ていただくのが良いか、対等に皮肉の応酬ができる方にお相手しただくのが良いのか迷ってしまいまして…この方とは相性が悪い・この方ならば良いというアドバイスを頂けると助かります!よろしくお願い致します。)
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