赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>エンリケ
___!(日の下で眠る顔は無防備だからこそ年齢相応の幼さが垣間見えるようで、何だか希少な物を見たとそんな気にさせてしまう。艶めく髪も、伏せる睫毛も、整った綺麗な顔は場所が場所なら誘拐に有っても可笑しくないと無防備すぎるその様子に思わず瞳を緩め。艶めく髪を手の平でくしゃりと撫でまわしたい悪戯的衝動に駆られるのを抑え込んで。自然と口を付いた帰宅を知らせるその挨拶、勿論返事なんて来ないと思っていたそれに返事が戻ると少なかれ驚いたように瞳を丸くし。至近距離の儘の位置で丸くした瞳をパチリと瞬かせ。未だ確りと起きていると言うよりかは寝惚け眼の儘の彼、それでも己を迎える挨拶を反射的に返してくれたのが嬉しくて額に生える長い角の側面を使い彼の米神辺りをトントンと数度突っ突くように触れて「良かった、忘れられてるかと思ったから」"くすくす"と軽い笑い声を零しながら告げるのは、無防備な彼が自然と告げた出迎えの挨拶により擽るような嬉しさを誤魔化す様な軽口で。屈めていた上半身を戻せば「お昼寝なんて良いことしてたね」まさか迷っていたとは露知らず、久しぶりである事も感じさせない普段通りさで彼の現状を話し)
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