赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>エンリケ
___。(ふわりふわりと長い髪を揺らすように足を進ませ、マイペースさが前面に出るようなゆっくりとした動きで森の中の散歩を。家を空ける事が数日ほど続き、漸く久しぶりにこの不思議の国に戻ってくると堪える様に口内で小さな欠伸を漏らし、自宅で有る銀河の塔に向けて歩みの先を進める。木々の香りを楽しみながら森を歩んでいると木の幹にて一人のアリスを発見、発見したアリスこそ珍しくも己にとって親交の深い人物なのだ。眠っていることを良い事に上半身を屈めると顔を覗き込む様に顔を寄せ、楽しむ様に数秒程の間を寝顔を見る様に楽しんで。距離を詰めた事で彼は起きるだろうか、そんなことを思いながらゆるりと口元に笑みを浮かべれば「ただいま、」と誰よりも先にその挨拶を送り)
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