赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>赤の女王
(/そのように仰って頂けて、こちらこそ嬉しい限りです。ありがとうございます…!スマホからのお返事とのこと、承知致しました。どうぞご無理のないペースで、のんびりとお付き合い頂けますと幸いです。いつも絡み文を提供して頂いておりますので、本日は僭越ながらこちらから絡み文を投下させて頂ければと…!シチュエーションと致しましては、昼寝から目覚めた後ユニコーンさんとチョコレートを見繕いに行く、と大雑把にそのような流れを考えております…!)
(人を迷わせると言う悪戯好きの森の中、手頃な木の幹に寄り掛かったまますぅすぅと寝息を立てる男がひとり。どうしてわざわざこんな場所で昼寝をしているのか、答えは実にシンプル――道に迷ったのだ。振り返れば、銀河の塔を出発したのは午前11時過ぎ。クリスマスプレゼントに貰った時計で確認をしたのだから間違いない。当初の目的はと言うと、来るバレンタインデーに向けてチョコレートを探しに行くと言うものだった。人宛てではなくあくまで自分用…と言うのは本音であって建前でもある、頭の片隅には"アリスからのチョコレートが欲しい"と言っていた同居人兼腕の良い料理人である彼の言葉があったのだから。暇潰しがてらに出発し、森を抜けて菓子屋まで辿り着く筈だったその道のりは言うまでもなく森に阻まれたらしい。いくら歩いても抜けられそうにないので、あっさりと諦めてしまった結果が今のこの有様である。ポケットの中にしまいこんだ時計が指すのは"午後1時"、ひとりでにはまだまだ目覚めそうもない様子で心地良い昼間の微睡みに浸っており)
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