赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>ムカデさん
なんとか、ねぇ … ふふ、ほんとー? ( あんなに淀んでいた内心も大丈夫の一言ですっかり晴れてしまうほど、彼の言葉は不思議と安心感をもたらしてくれる。すっかりいつものような調子が戻れば感謝は心の内で呟いて。 ――― もし彼も自身と同じく迷った末に辿り着いたのであれば、出口を目指して2人で思うままに歩くのも良いと思った。しかしどうやら彼は自ら此処へ来た人らしい。首が横に振れると些か残念がりつつも、何処へ行きたいのかと尋ねられれば傾けたままの首を戻すことなく視線をうろつかせ。行きたいところはたくさんある。森のお菓子屋さんに、帽子屋、お城の窓から見えた遊園地にももう一度行きたいと思う。けれど恐らくそのどれにも目の前の彼と共に行く想像が出来なければ、暫く考えた後に 「 … 今から貴方が行く場所に行きたい。ねえ、リディも一緒に付いて行っちゃ駄目? 」 人差し指を口元に添えて強請るような視線を彼の澄ました瞳に寄越し。 )
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