赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>埜瀬
悪魔相手に取引を持ち掛けるんだ、___見かけによらず勇気が有るね(歩き始めた中で持ち掛けられた内容とは駆け引きでも行うかのようにギブアンドテイクを望むもの。そんなの知ったことじゃないと突っぱねることがないのは、己がまさにカジノと言う公平を第一とした場所でディーラーとしての立場を残すがゆえで。へぇ、だなんて囃し立てるように関心のある声を落としてから面白がるように頷きを一度見せ「密、君が部屋から出たと言う事と同じランクの言うことなら聞いてあげよう。……確かにフェアじゃないからね。」パチンと指先を弾くように音を鳴らしその取引に乗っかったと言う雰囲気にて顰めたままのその顔を横目に盗み見て。ふわりと香るのが煙草の香りで有れば、その行為に釣られるような動きで自らも胸ポケットより煙草を取り出して「特別待遇で可愛がってあげるのに」悪い気が起きない迄に綺麗に振られればくく、と喉を鳴らして笑い声をくぐ漏らせ″火、ちょうだい″なんて図々しく、本音を言えば煙草を理由にして距離を詰めたかっただけなのだが。顔を寄せ灯された火にあわせ今は大人しくこれ以上煽ることをせず。城を抜け森の中を進めば「今から行くところは遊園地。遊園地にはもう遊びに来た?」いいや来てないはずだ。それは全くの予想であるがこの少しの間でも何となく掴んだ彼の性分から予想を行って「密の遊園地デートバージンは俺が貰ったね」肺に落とした煙をふーと長く吐き出してから、綴る言葉といえば依然変わらない下品なそればかりで)
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