赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>人魚さん
ああ、そっか!なら、水中にずーっと潜れちゃうくらい嬉しい、! ( それなら人魚さんも一緒だね、と未だ冷めやらぬ喜びを声に表しながら空に匹敵するほどの憧れていたことを代わりとして提示し。最も、その憧れは今こうして叶ってしまっているのだから正しく代わりとすることが出来たか否かはさておき。良く似合うと告げた彼は一体どうしてそう思ったのか、とは聞くのは野暮だろうから、顔を出した好奇心を無理矢理押し込めば大事にすると頷き返し。「 ううん、だいじょーぶ。私こそ、今日は有難う … !湖の中を歩けて、綺麗なものが見れて … 何より、貴方とお話が出来てほんッとーに楽しかった、 」 今自身の手には大切なそれ以外握られていないことを今一度確認すると、居住まいを正してから言葉を返し。時間を忘れるほど綺麗で幻想的な世界に居られたことを感謝すれば、「 もしもまたお手伝いが必要な時が来たら、リディのこと思いだしてほしーな。ふふ、選択肢の一つとして、ね? 」 我儘であるとは知りつつも今日の全てを忘れてほしくない一心で口に言葉を乗せて行き。人差し指を唇に宛がえば小首傾け片目をぱちりと閉じて。「 この綺麗なネックレスは陸に上がってから返すの、かな? 」 そろそろ城に戻る時間だろうか。未だ日の筋が入る水面を見上げながら考えれば、彼に視線を戻してから首に掛けて貰っている其れを両手で包んで掲げ。 )
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