アリスは憂鬱な夢を視る( 半無登録 / NBL / 提供おじさん )

アリスは憂鬱な夢を視る( 半無登録 / NBL / 提供おじさん )

赤の女王  2017-10-15 11:00:59 
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「アリス、アリス。そっちじゃないよ、ほぅら、こっち」

誰かが誘導する。導くように進むべき未知な道を。


「みんな、新しいアリスがきたよ。白兎、書類の準備を。チェシャ猫、悪戯はまだ駄目だってば。ライオン、お得意のホットミルクで出迎えてあげたら?」


誘導される声が他にも誰かが存在する事を説いている。
時折、アリスアリスと囃すような声が遠くに―――。



    「   助けて、アリス   」
 


最後に聞こえたのは苦しそうに綴られる女性の声だった。




「        」
繰り返されるアリスアリスアリス……。
僕は私は俺はアタシは”アリス”だったのか____。






>再建トピ



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  • No.119 by 匿名  2017-10-24 00:55:51 



指名 / 眠り鼠
登録or無登録 / 登録

名前 / ティム・セシル
年齢 / 15歳
性別 / 男

性格 / 非常にプライドが高く完璧主義。その独裁的な思考は“気が強い”なんて可愛いレベルものではなくて、自分が最も優れているとこの歳にして疑っていない。貧しく陰鬱かつ事務的な空気の孤児院で育ったため、愛・献身・信頼といった類の言葉への嫌悪感が強い。奨学金で入ったパブリックスクール内では、孤児院での横暴な態度を一切想像させない品行方正な模範生を演じている。おかげで周囲からの支持は絶大だが、馬鹿と関わりたくないという差別思考も持ち合わせており自分の周りに置く人間はきっちり選別している。しかしいくら賢くとも人生経験は少ないので、聡い大人の中には本性に気付いている者もいるかもしれない。

容姿 / 白人特有の透き通るような白い肌と、メリハリのある高い鼻を持つ。癖一つない髪は黒曜石の如く深いブラックを湛え、左眉の真ん中あたりを分け目に左右へ撫でつけている。切れ長で涼しげな瞳もブラックで、その知的な顔つきは大人びた印象を与えることが多い。が、真横に引き結ばれた唇から威圧感ばかりを覚える人も稀にいるよう。学校指定のグレーのジャケットに身を包み、糊のきいたシャツをネクタイで上まで閉めるといった風にちっとも崩すことなく着こなしている。180cmと長身で、無駄なく引き締まった体躯をしている。

備考 / 幼児期に火災で両親を亡くし、以降新居となった孤児院があまりに劣悪な環境であったため何年経っても傷が癒えていない。大好きだった家族を失った悲しみはいつしか「どうして自分を置いて死んだ?」という行き場のない怒りへと変化し、性格は横暴になった。そのせいで孤児院の誰とも打ち解けられておらず、気に入らない児童の私物を盗んだり悪戯したりと良くない方へ成長する。しかも質の悪いことに非常に頭が良かったため、己の賢さを誇示するかの如く絶対に尻尾を掴まれない方法で嫌がらせを繰り返していた。しかし職員には見抜かれていたので、年に一度精神病棟への通院を義務付けられている。孤児院から離れたい一心で勉学に励み、やっとの思いで入ることができたパブリックスクールの中でも成績は常にトップ。

ロルテ /
( 正直なところ、もう随分前からこの日を迎えることがひたすらに嫌だった。憂鬱で仕方なかったとも言える。要はそれくらい避けて通りたい事なのだ、精神病棟への通院という屈辱は。夏休み、寄宿学校から孤児院へ帰省する前に義務付けられているこの馬鹿な決まりごとが昔から嫌で仕方なかった。……だって意味がない、自分は狂ってなどいないから。一年に一度嫌々通っているその病院は、ロンドン内に存在してなおどこか陰鬱にそびえている。外の者を拒み、中にいる者は絶対に出してやらないとでも言いたげに高い門扉はいつだって不快に映った。この場所の何もかもが自分の機嫌を損ねるものでしかないと断言することに全く躊躇いがない。通りを行く誰もがこの建物を視界から外して足早に過ぎ去っていくのも気に入らなかった。狂った人間を気に掛ける余裕など誰にもない。そんな心の声が容赦なく背中を刺して、勝手に自分を“可哀想”にするから。深いため息が思わず零れる。意を決し足を踏み入れて、切に願うのは一つだけ。―――早く九月になりますように。
門をくぐって中に入ると、バインダーを持ったナースが忙しそうに歩き回っていた。目が合ったかと思えばすぐにそらされる。周りに関心のない己が顔を覚えているくらい長くここに勤めている女だった。この場所が纏う空気は相変わらず重い。眉一つ動かさず階段を上って、最後の一段に足を掛けようとしたその時。……安直に言えば踏み外した。まずつま先に衝撃が走って、気付いた時には身体が後ろへ傾いていたのだ。手にしていた荷物が離れ下へ転がり落ちるのを感じながら、やがて来る衝撃に備え本能的に目を閉じる。覚えているのはそこまでだった。
鮮烈な赤。惹きつけてもう二度と離さないような、そんな赤がこちらを見ていた。それが満開に咲き誇る薔薇の赤だと理解するのに少し時間がかかったのは致し方ないと言えるだろう。だってついさっき階段から落ちたという記憶が鮮明にあるのだ。もしかしたら落ちた衝撃で意識を失っていて、ついさっきとは呼べないくらい時間が経過してしまっているのかもしれないけれど。なら今は明晰夢でも見ているのだろうかと考えながら、手持ち無沙汰に辺りを見渡す。どこを見ても薔薇、薔薇、薔薇。緑と赤の鮮やかさの中に、一人投げ出されてしまったような寂寥感だけがそこにあった。『目を開けるとそこは薔薇園でした』なんて、安っぽいことこの上ないが。……そうだ、夢なら触覚も痛覚も感じないはず。ふとそう思い至って、でも自分で自分を痛めつけるような真似はしたくない。だから、目の前で堂々と上を向く赤い薔薇―――その棘だらけの茎へと腕を伸ばした。 )

>主様

( / 前トピでお世話になりましたイラリオの背後です。先日は迅速な回答ありがとうございました。pfとロルテが出来上がったので、お手すきの際にでもご確認いただけたらと思います。優遇アリスのワードの中からイラリオと正反対の要素ばかりを集めてキャラを作成してみたところ、ちょっと癖の強い子になってしまったので、お気に召さない場合は仰っていただけたら訂正いたします。 )

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