赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>ジョーカー
…だろうな、("酒が飲める奴はみんな友達"、不思議と酒飲みは皆同じような発想をもっているものなのだなとつい感心しそうになる。一体どのくらい飲んでいるのか、ちょっとやそっとの酔いでは無さそうなしゃっくりに"オヤジ臭ぇ"などと失礼ながらに勝手な印象を貼りつけながら取り敢えず納得したような相槌を打つ。カジノの中を見回し、その内部を観察すればする程つくづく誘われなければ自分には縁のない場所なのだろうと思い知ったような気がした。色気と華やかさに溢れ返った空間は決して居心地が良いとは言えそうもなかったが、一攫千金のチャンスが眠っていることは確かである。生憎ギャンブルは殆ど未経験、ビギナーズラックでもついてくれば良いがと暢気に考えながら、勝負に勝った暁には気に入った菓子でも買い占めて帰ろうと大きな図体に似合わぬ小さくささやかな夢を携えて「…ん。」とスロット台の方を目指して歩くその後ろ姿へひらりと手を振り)
>悪魔
(気合十分にスロットへと挑みに向かった、ここまでの案内役を見送ったかと思えばまた別の相手がこちらへ近づいている。日頃独りで過ごす事の多い身としては、この短時間に初対面の相手との会話2人分をこなすとあっては多少なりと疲れの色も見え始めていたが、うかうかしてはいられない。早速伸びてきた手に前髪を払われた瞬間、驚きにほんの一瞬大きく開かれた目もすぐにいつもの目付きの悪さを取り戻す。品定めをするような視線から逃げるでもなく寧ろじろりと見詰め返し、ぐっと近づいてくる顔を避けるように上半身をさ、と軽く左へ傾ければ「…悪ィが稼いだらさっさと帰る、負けても帰るけどな。」と誘いを一蹴して。何で遊ぶか、そんな事は全く決めていなかったと言う事に今更ながらに気がついたらしく、ちらりと横目に相手を見遣れば「…何でも――…一番手っ取り早く勝負が決まるやつ、」とこの日のゲームについて最も大切な条件を伝える事で、それに上手く当て嵌るゲームの提案を求めて)
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