語り部 2017-10-12 16:54:17 |
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【 世界観 】
此処はアーサー王を含め、12人の円卓の騎士が集まるログレスの都に築かれたキャメロット城。ある日、傍に王妃を控えたアーサー王は円卓の騎士の中でも優秀な5人の騎士を皆が寝静まった深夜のキャメロット城へと召集を掛け、ある一つの命令を下しました。それが____、
「 城下の娘を其々一人、嫁に迎えよ 」
との命令でした。まだ20代前半の円卓の騎士である5人はざわめき始め、其々の意見を口にし始めました。1人は疑問を、2人目は否定を、3人目は喜んで受諾を、そして残りの2人は命令とあらば、と潔く受諾しました。疑問を問い掛けた1人目__ランスロットの言葉を、アーサー王は静かに答えました。
「 血腥いこの城に、華が欲しい 」
との言葉にランスロットはアーサー王を数秒見つめた後、そうでしたか。と返答を。そして、アグラヴェインは花嫁を迎えると言う事を一切認めずに否定の言葉をアーサー王に言うも、アーサー王は見向きもせずに王妃の手を引いてこう答えました。
「 御前は特に血腥い。 」
唖然とするアグラヴェインにランスロットが王に刃向かうなと言った所、それに頭に来たのかランスロットと対立する形に。それから2人は会う度に剣を抜刀し、城下街に知れ渡ってしまうほどの喧嘩の仲となってしまいました。
そして王の勅命を受けた円卓の騎士、ガウェイン卿、トリスタン卿、ランスロット卿、アグラヴェイン卿、モルドレッド卿は城下に赴き、各々が見付けた花嫁の母を目の前に、頭を下げ____。
「 娘さんを下さい 」
これが、円卓の騎士と愉快な花嫁様達の物語の始まりです。
__今良いところだから待て ( 必死 )
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