────── ・・・朝 痛っ (いつもの習慣で、目覚ましがなくても夜明け前に目が覚めて ケガの痛みに表情を歪めて) ・・・友奈ちゃん (目の前で、寄り添うように丸まって眠っている友奈ちゃんの安らかな寝顔を見て 心がほっこり暖かくなるのを感じて) ありがとう────── (額にかかる前髪をそっと流して 少し躊躇ってから顔を近づけて おでこに、微かに唇を着けて)