閃 2017-10-07 15:54:12 |
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元帥閣下が?……これはまた面倒な事になりそうだな…(最後のプロイセン軍人の彼は良くも悪くも保守的で頭が固い所があり、アムゼルが尊敬するヒトラーに対して"ボヘミアの伍長"と小馬鹿にしていた人間でヒトラーは尊敬していたものの将軍のアムゼルにとっては苦手な人物であり。軍のトップである総統には許可は貰ったものの、国防軍の指揮を行う行為に元帥は少将が自分のテリトリーに勝手に踏み込んだとしてかなりご立腹になっている可能性があり、アムゼルは腕を組んで軽く溜め息をもらし、ハインツに勧められるままバイクのサイドカーに乗り込み)
我が装甲師団は後方で待機するように命じてある。軍事パレードのように移動していては相手に警戒されてしまう。(自分の部隊はどうしたのかと聞かれれば、自分の指揮下にあるSS装甲師団は後方で待機しており、理由は目立ちすぎるため作戦に支障が生じるからと答え。本当はもう1つ理由がありソビエト侵攻のために戦力を温存させておくため、つまり自分の部下がソビエト侵攻前のラ・イルザの戦いで犠牲になっては困るので国防軍に戦わせて、最後に残党狩りと生け捕りする人物の捜索を自分の装甲師団が行うためのようで。指揮系統の問題については国防軍が親衛隊を指揮することはあってもその逆は聞いた事はない、混乱するのは無理もないが総統の命令を実行するためには国防軍も少なからず必要なので「納得しない者はいるだろうが、これも総統閣下のためだと思って我慢してくれ」と少しばつが悪そうな顔で話し。一方、運転手のアムゼルの部下はバイクについていくためにキューベルに再び乗り込みエンジンをかけ)
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