悪魔で執事 2017-09-27 15:54:08 |
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>レイチェル
見習わなければ…な。(少しばかり照れた様に見受けられた目前の少女は何とも素直であり幼げに見えて確りとした印象を受け、瞼を閉じ小さく吹き出す様な笑み洩らせば自嘲気味に呟いて。急な申し出に再び開いた目は素っ頓狂にも丸くなっており、しかしまるで嫌な気持ちにはならない、そんな不思議な気持ちになれば「紅茶を?レイチェルが淹れてくれるのならば、是非頂こう。」己より小さいその頭をやんわりとした手付きで、ぽんぽんと撫で。)
(/この様な唯我独尊息子が優しいならば、それはきっとレイチェルちゃんが素直で可愛くてとても素敵な娘様だからです!
呼び方を…何ですかそれ、自分には美味し過ぎです!ぜ、是非お願いします!←
わわ、それは有難いです。何せ、敵を多く作りそうな天の邪鬼ですので…(汗))
>アベル
まるで苦行を課せられている奴隷の様だぞ、フロークス家の執事。(経営するジュエリーショップの本店を覗き、帰る途中。珍しく公園を散策でもしようかと馬車を下り、公園内を歩き始めては手荷物をこれでもかと持つ彼の姿を見掛け。見知った顔で同じく貴族で友好関係を築こうとする屋敷の執事、一つ溜め息を吐けば歩み寄り相変わらずの皮肉で声を掛けて。)
(/此方こそ、可愛げの欠片も見せない息子ですが宜しくお願いします!)
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