春宵 2017-09-17 00:25:05 |
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✐世界観
日本各地で突如、辞書の一部が黒く染まるという謎の事件が起こる。侵食は日に日に酷くなり、それに伴うように人々は言葉を忘れることが多くなった。それを危険だと判断した政府は緊急で調査を進め、一つの事実に辿り着く。それは辞書の“ 中 ”にその原因があること。
辞書を染めるそれは『 墨 』と名付けられ、墨への対抗勢力として『 言霊 』が顕現されることとなった。言霊を顕現するには一つの言葉につき一人の人間『 言霊使い 』が必要となる。
✐用語
ことだま【 言霊 】
辞書から生み出され人のような身体を持った言葉。言葉の意味によりそれぞれ違った特殊能力を持ち、唯一墨に対抗することが出来る者。
ことだまつかい【 言霊使い 】
言霊を操り、指示・強化等が出来る力を持つ特殊な人間。誰でもなれる職ではなく、国からの認定書を必要とする。
ぼく【 墨 】
人を模したような形をしている謎の生物、黒く染めることから墨と名付けられた。何故辞書を染め言葉を奪うのか、その目的は現在不明。
ぼうしつ【 忘失 】
墨との戦闘で言霊が消える、すなわち亡くなること。傷は浅い順に「染(しみ)・不純・不浄」の三段階に分けられ、不浄状態のまま戦闘をすると忘失する危険性がある。
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