春宵 2017-09-17 00:25:05 |
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とある神社に参拝に来た貴方。鳥居を潜ると突風に襲われ、思わず強く目を閉じる。漸く風が収まり目を開けば、周りの景色は一変していた。太陽が上り青く澄み渡っていたはずの空は、月が煌々と輝き赤黒く。直ぐそこに見えていたはずの神社は遠く、其所へ繋がる道はいくつもの鳥居に囲われている。
混乱しつつも勇気を振り絞り進んだ道の先で、貴方は人のようでありながらヒトではないナニかと遭遇する。
彼らの話によれば、当然ながら此処は貴方の知る世界ではないようだ。帰る方法もあるのかないのか、不確定。そして──長く滞在すればするほど、記憶は薄れゆくと言う。現実世界に帰れるかどうか、それは貴方次第。
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