おーるむとーろく。（　ＡＬＬ作品無登録制　）

　
　
　
>>遠野
ええ〜？それは妹ちゃんが強いのかキミが押しに弱いのか───、あ、うーん、ふむふむ。これはきっと後者だねェェ？なんだか女難の相が。
（　半分は本当、半分はハッタリであるがほわほわと相手の後ろに見える魑魅魍魎に視線送れば彼らの表情で何かを察しにまにまと表情緩め←。再び相手へと視線戻せば揶揄うような声色で言い放ち。ぴるるっ、集まる視線と近付く指先に嫌がる事はせず、とはいえ擽ったそうに耳動かしてはからころと笑い声を上げ　）──大丈夫だよ〜。耳元で話さなければ痛くならないからねェェ。うちの体育科の子達はもーっと凄いよ〜。水深50ｍのプールとか余裕に泳ぐ子達だからか肺活量が凄くてねェェ。

確かに……うん、学食でも500円だと食べれるものも限られてくるよねェェ。そうしたら少ないや〜。──でも、お友達の気持ちも分かるよ〜。だって、キミがバイトに出てしまったら寂しいだろうからねェェ。
（　自身の学校の学食思い浮かべつつ自身の手のひら…五本の指先眺めると果たして500円ではカレー位が限度なのでは？ほんの少し憐れみが交じる視線を相手に向けて頷き。キーンと耳に響く声量に糸目大きく開き白黒とさせつつぴたりと動きを止め、やがて堰を切ったように笑い転げてみせれば息絶え絶えに ｢ あは、あははっ。キミってば本当に面白いねェェ。からかいがいがあるというか──うんうん ｣ このお人好しの少年が自身を食べるわけがないと分かりきった上での言葉だった故にけろりと口に出し。ひいひいと息整えながらも視線上げれば近付く手のひら。あわわっと慌てながら自身の頭守るように両手のひらを上へ持ちやり　）わ、わわ、反省したよ〜。えへへ、キミの反応が面白くって。ごめんねェェ？
　
　
>>リンク
ふふ、だってオレは神様でもあるからねェェ。例え山精木魅、狐狸妖怪でも福をもたらすのがオレの仕事だよ〜。だからキミが困っているなら助けようかな、ってェェ。───へええ、じゃあキミは女神様のお声が聴けるの〜？面白いねェェ。オレももしかしたら聞こえるのかも〜？
そうだよ〜、ウールだねェェ。もちろんオレからも毛は取れるんだけど、どちらかと言うとオレ達の世界では福の神っていう感じだねェェ。ゴブリン…んん〜、まあそんな感じといえばそんな感じかもねェェ。そんなチンケな小鬼ではないけど。
（　大げさに腕組ううん、と唸ればお人好しである理由を告げ……とはいえ自身には彼の手助けは無理だろうと早々に諦めれば話し相手にくらいはなってやろうと表情朗らかに話し始め。同じ鬼とはいえども現代っ子故に聞いたことのあるゴブリンと同じにされては…と眉顰めてはぽつりと苦言を呈し。だがしかし自身は精神干渉を得意とする鬼、いざ戦闘となればこの低俗な鬼よりも力は弱いため深く語らず言葉飲み込み。　）

へェェ、便利だねェェ、それ〜。オレもほしいや〜。つまりその中に入れちゃえば食べ物も腐らないんだよねェェ？オレだったら何を入れようかな〜。
（　小難しい話にへェェ、と半ばわかっていないような相槌打ちつつ手に入らぬものと知りながら自身が手にしたら、の想像語り。　）