ぬし 2017-09-16 21:20:55 |
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>>オケアノスのキャスター
…つまりは博愛主義者ということか?――ラグナロクは宇宙から地上を砲撃によって無差別攻撃するためにドクターバイルによって作られた大型の衛星砲台だ。…そして奴はラグナロクを地上へと落とし、地上の全ての自然を破壊、自分が独裁政治を強いているネオアルカディア以外では人間が住めないようにし…永遠に終わらない地獄の苦痛を全ての人間とレプリロイドに与えようとした。さっきまで俺はそのラグナロクの落下を阻止するために宇宙でラグナロクのコアと融合したバイルと戦い、コアごとバイルを倒した…コアの破壊と共にラグナロクは崩壊、バラバラになった破片は大気圏の摩擦熱で燃え尽きた筈…俺も無事では済まないと覚悟はしていたが…まさかこうなるとは思わなかった。
――…やはりそうか、妙な違和感を感じてはいたが…別の世界に飛んだと考えれば辻褄は合う。俺のいた世界では度重なる戦争でこれほどまでの自然はごく一部を除いて殆ど残っていない、殆どが荒れ果てた荒野だ。…異世界の次は魔女と来たか。…しかし、過去にも似たようなことがあったような気がするが…気のせいか?
(どうにも此方の対応で機嫌をよくしたらしいキャスターはピグレットのことを愛豚だと説明していた…宗教か何かなのだろうか?もしくは博愛主義者なのだろうかと当たりをつける。そして次のキャスターの反応で確信を得た…衛星砲台ラグナロクを知らない、つまりはキャスターは俺の世界の住人ではない…それはつまりこの世界は俺の知る世界ではないことを暗に示していた。
簡単にではあるが、ラグナロクが作られた目的と、何が起こっていたのか…そして、それを作り上げた狂気と一方的な憎悪、そして復讐に囚われた科学者であるバイルの歪んだ野望を止めるべく戦っていたこと、そしてその結末を簡素に語った。…そしてどうやら相手は科学技術の進んだ此方の世界とは完全に対を成す存在である魔女であるらしい。…どうにも過去に同じような感じで別の世界に飛んだことがある気がするが…思い出せない。そして、他の世界の事情には不干渉らしく、助けを出すと言ってしまった手前、どこか気まずそうに見える…しかし、もう後には引けないと絶対に助けになる!という誓いを強く立てた。本人がそう言っている以上、此方が何か意見するのも野暮だろうと腕を組みながら敢えて突っ込まない事にする。)
>>練 白龍
…同感だな、俺もこういった空気はあまり慣れない。――その様子だとここにはレプリロイドや、それに準ずる存在はいないらしいな。あぁ、俺は人間ではない、人間と同じく、意志や感情を持って作られた機械生命体レプリロイド…簡単に表現するなら、心を持ったロボットないしはカラクリと言った方が分かりやすいかもしれん。…成程な、感謝の気持ちというものか
(どうにもこの青年も自分と同じくこういった和気藹々としたところではどうしていいのか分からない
人種らしい…俺もこう言った空気はあまり慣れないと同意する。…決して平穏が嫌いなわけではないが。そして青年は俺の人間の食事は摂れないという発言に反応し、俺が人間ではないことに俺の様子をじっと見ながらも驚愕を隠せない様子で尋ねてきた。この反応からここにはレプリロイド、ないしはそれに準する所詮ロボットと呼ばれる存在はいないということになる。俺は青年の意見に静かに同意し、自分がレプリロイドと呼ばれる所詮ロボットの類であることを明かしておく。そしてチョコの件については義理の姉が所詮バレンタインの風習に倣って世話になっている人に対しての恩返しでやっていることだから気にしないでほしいという言葉を聞いて、感謝の気持ちというものかと合点がいったように納得して)
>>竜宮レナ
聞き覚えのない地名だが、新たな来訪者のようだな…俺はここに事故で飛ばされたようなものだが、よろしく頼む。――それは…クッキーだったか?気持ちは有難いのだが…俺は人間の食事は摂取できないんだ、本当にすまないな
(今度は白い衣装にオレンジのショートヘアという容姿の少女が訪ねてきた…雛見沢という場所の出身のようだが、聞き覚えはない。…嘗ての日本のどこかだろうか?事故で飛ばされた自分は何とも場違いな気がするが、よろしく頼むとだけ静かに伝える。そして、少女も青年と同じく何かを取り出した…あれは確かクッキーだった筈だ。…しかし、先程の青年のチョコと同じく、レプリロイドの俺では人間の食事を摂ることができない。好意は純粋に有難いだけに、少し罪悪感を感じながらもやんわりと断りを入れて)
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