ぬし 2017-09-16 21:20:55 |
|
通報 |
>>翠星石
それもそうか、しかしこの世界特有のものを持ち帰るとして、姫様やプルア、ロベリー辺りは全員研究者気質故、大層興味を示すだろうな…寧ろ、ものによっては新たなガーディアンの開発の参考にするかもしれない…──確かに手数が多いのは戦闘の幅を広げる、あって損はないな…利用できるものは最大限まで活用するべきだ。…あぁ、ありがとう。頂こうか…凝った甘味は当然旨いのが当たり前ではあるが…シンプルなものはシンプル故の良さがあるな。こういった趣も、悪くない…口に合ったみたいで幸いだ。確かに、そのケーキはハイラルの大地で育ったフルーツを使っている。ハイラルの食材には不思議なものもあって、ヒンヤリやツルギ、ヨロイと名前の付いた同じカテゴリの食材同士で調理すると一定時間だけ特定の能力を上げることができる食材もある。そこに乗っているヒンヤリメロンみたいに、一定時間砂漠のように熱い環境でも涼しく過ごすことができたりとかな
(この世界特有のものを何か持ち帰るとして、それで世界の均衡が壊れるようなことはないだろうという言葉に賛同しつつも、ものによっては恐らく研究者気質の高いあの三人が詳しく調べてみたいと興味津々になりそうだな…技術によっては新たな武器やガーディアンの開発の参考にすらなりそうだと内心思って。…当然相手の大事そうにしているかき氷機を持って帰ろうなどというモラルのない行動をするつもりはない。
剣だけでもそれだけの芸当ができれば十分、その言葉に戦いは技術と戦略と手数と咄嗟の判断力であり、如何に優れた力を持っていても、それを活かせる腕がなければ宝の持ち腐れも甚だしい。故に鍛錬を怠らないことを信条として持ち続け、相手が作ってくれたブルーハワイのかき氷をゆっくりと堪能する。凝った甘味が旨いのは当たり前で、シンプルな甘味はシンプル故に奥が深い…こういった趣も悪くないと静かに余韻に浸る。そしてそれと同時に、此方が用意したフルーツケーキを幸せな顔で堪能する相手からフルーツのことを尋ねられると、確かにこれらはハイラルの大地で育ったフルーツで、特定のハイラルで取れる食材には不思議な効能を持つものもあることを軽く解説し)
>>マッシュ
まぁ普通なら見覚えがない光景だよな…さっきのフルーツケーキはこれ…シーカーストーンの中に粒子化して格納してあったんだ。聞いたところによると、俺の世界にシーカー族という種族がいて、古の時代にその種族が作り上げた超古代文明の遺産らしい。物質を粒子化して内部に格納、状態をそのまま保持して保存するだけじゃなく、ウツシエで風景を絵として撮ったり、マップ機能や特定の場所に任意で転移できたりと、他にも戦闘にも使える様々な便利機能を備えている──いや、十分シュークリームを作れる腕があるのはすごいと思うのだが…基本俺の世界じゃ長距離を移動するとき、運よく食事処でも見つけないと宿を取ろうにも素泊まりだからな…一定の炊事能力がないと旅すら困難という有様だ。だから別に特別な事じゃないさ
(まず、フルーツケーキが急に現れたプロセスに疑問を投げかけられ、そのネタ明かしに自身の腰のシーカーストーンの機能で内部に粒子化して収納されていたことを明かす。そしてシーカーストーンの出自や性能の一部を解説する。自分はシュークリームしか作れないから、これだけの豪勢なケーキを作れるのは凄い、という賛辞にシュークリームもたいがい作るのにコツのいるデザートだと思うが…という相手の謙遜にツッコミつつ、自分の世界で炊事が必須の技能であり理由の一部を相手の分のケーキをカットしながら手渡しつつ明かして)
>>ことり
俺の家系は先祖代々王家に仕える騎士の家系でね、常に周りの模範たれと自分を律し続けた結果…今みたいにあまり感情を表に出せなくなってしまったのさ…昔はもう少し、笑うくらいできていたと思うんだけどな…これでもまだ改善した方だ…それに俺は、剣を極めることしかできない不器用な奴だよ。仲間内には治癒の力、絶対防御の守りの力、敵を穿つ猛る雷の力、自力で上昇気流を発生させて空を自在に舞うことができる仲間達と、封印の力に目覚めた姫様もいるし、な──料理に関しては、長距離を移動するのに宿を使おうにも素泊まりが基本で、炊事能力がないと旅すらまともにできないという事情があってね…俺の世界の基準でいえば、まぁ必須の技能とも言える。特に任務や遠距離での遠征で炊事ができないのは致命的だしな…それにこのケーキ、うちの王国の姫様の大好物でもあるんだ
(どうにも自分はハイスペックな人物と思われているようで、尊敬の視線を受けると、自身の家系の定めと今の自分の人格形成の要因、そして自分の仲間達は退魔の剣の担い手に選ばれたという以外では、剣の腕だけで登り詰めた自分とは違って、特別な能力を持った者達ばかりだとした上で、最初こそ封印の力に目覚められない姫…と一部の心ない者達から後ろ指を指され続けるも、長い努力と苦難の果てに封印の力に目覚め、最後は自分達と共に厄災を封じ込めてハイラルを救ってみせた、自分の主でもある姫様のことを例に出して。料理に関してもハイラルの世界での地理的な事情も相まってほぼ必須の技能であるからこそだと告げる。そして、このケーキがゼルダ姫のお気に入りであることも明かし)
>>タマ
取り敢えずは落ち着いたみたいだな…取り敢えず、俺に其方を害する気がないことが伝わったようで安心だ…ならこれを、ちなみに猫のような姿をしているが、食べて問題のあるような食材ってあるのか?
(やはり甘味の魔力は絶大なのだろう、今まで警戒していた相手が文字通り借りてきた猫のように大人しくなる。相手にカットしたフルーツケーキを渡すが、もし相手がそのまま猫の特性を受け継いでいるのなら、何か食べるとまずいものがあるのではないか、と恐る恐る確認して)
>>アスカ
…やはり、性別も種族も違うし喋り方も違うが…どことなく事あるごとに突っかかってくるリーバルを相手にしている気分になる──もし本当に嫌ならば、キッパリと拒否すればいいだろうに…少なくとも俺ならばそうする。何か弱みでも握られているなら分からなくもないが…そういう理由がなくてやっているなら、少なからず悪態はついていても悪くは思っていないということだよな、それ…まぁこれ以上言うと癇癪を起こしそうだしこのくらいにしておくが…まぁ、お粗末様だ
(相手の辛辣でトゲのある言葉を前にしても特に機嫌を害しているような雰囲気はなく、寧ろ先程よりも容姿も性別も種族も喋り方も違うはずなのに、リーバルを相手にしているような気分となる。どちらかと言えばそういった感じの対応は慣れているといった感じか。そして此方が特に何も言っていないにも関わらずに予防線を張るような発言をする相手に、本当に嫌なら拒否すれば済む話では、とドストレート過ぎる正論を飛ばしつつ、やはりリーバルと同じく素直じゃないタイプだと内心で確信する。まぁ、これ以上言うとまた機嫌を悪くしかねないし、このくらいにしておこうか…と留めつつ、ケーキの感想についても不味いではなくまぁまぁという感想にはただ一言お粗末様とだけ返して)
| トピック検索 |