おーるむとーろく。（　ＡＬＬ作品無登録制　）

　
　
　
>>オーエン

ッッ（　びくううっと絵に書いたように跳ね上がって振り返るその勢いで尻餅を着くと、そのまま後退りを。改めて見上げた相手の笑みが既視感を覚える程に鬼よりも鬼らしいものであった事に怯えを表情に滲ませて　）別にいい子なんかじゃ……。あたしはただ、自分のために…っ、──！や、やだ、返してよぉ……！（　目的のためには必要なものであるが故にへたりこんだまま、ぎゅうっとスカートの裾を握りしめ。人質のように相手の隣で浮遊する扉へ視線を向けると立ち上がり、泣きそうな声で自分のものでは無い矛盾を抱えた返答をしながら扉の方へ手を伸ばして　）

あ、あう……、あなたあたしで何がしたいの……！（　零しはしないものの、ビビり故にいじめっ子の気配に既に涙目　←　）あたしは虐めがいなんて無いんだから…！とぉからんえの鬼なんだからぁぁ！うう。怖いよぉぉ、やだぁぁ、（　啖呵を切ったものの、ぎょきぃぃっとコミカルな顔で耐えきれずカーテンの裏へ　／　こちらこそいつもありがとうございますっ！　）う、うん、あたしもそんなに長くは居られない。けど、よろしく、（　おずおず　）


>>弦巻 こころ

ひゃぁああっ！？（　びくうっ　）ぇ、あ、う、魔法使いじゃないよ（　知らない人に声を掛けられていきなり涙目　←　）楽しくないよぉ、あたし、やってこいって昨日の子に……！あたしより小さいのに怖いよぉぉ（　ぴいいっと泣きが入った声で叫ぶも、輝く瞳に気圧されておずおずと視線を合わせて　）う、うん、一昨日はありがとう。翠星石も喜んでたよ。……あたしとも友達になってくれるの？ほんとに？友達になって、焼きそばパンを買ってこい、とかしない？（　ぐるぐると瞳を回して　／　古いドラマの見すぎ　）


>>マッシュ・バーンデッド

あ、あなただったの──……！自分で穴を開けたなら自分で……っひ、（　柔らかな口調な事もあって強気な口調で応えながら振り返るも、大きな相手の身長と謎の（強者の）圧に本能でビビり　←　）は、はあ！？またって、何やったら開くのよ！しかもでかい穴！…──アッ、やだ、ごめんなさい虐めないで……！（　懐に手を突っ込んだ相手に何やら悪いことをされるのではと早とちりをすれば先手必勝で謝り、その手からシュークリームを差し出されると大きく瞳を見開いて見上げ。　／　おずおずと手を伸ばして受け取り、ぱくり　）……し、仕方ないから直してあげる。お代は受け取ったから、仕方なくなんだからね。（　もぐもぐと美味しそうに平らげて　）

う、うん。二人とも楽しそうにしてた、……羨ましいなって思ってたの。（　礼儀正しい礼にハッと我に返ってぺこり　）あ、あたしだって学校に行ってるのよ、行ってるけどだめなの！少しは居るけど、それは友達じゃなくて同僚みたいな、そんな感じだし──…っえ、いいの？本当に？嘘じゃない？……っ！？（　ぱち、と大きな瞳で見上げるも、目の前に山を作るシュークリームにまた別の意味で目を大きく開き　）どこから出したの？あなた、シュークリームを生み出す能力があるの？（　もう一個食べたいとばかりに手を伸ばし、でも厚かましいかな…なんて思いを顔に表しては伸ばした手を引っ込めてと葛藤し　）