ぬし 2017-09-16 21:20:55 |
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>>練 紅玉
リンク「…その様子だと名前まで一緒だったとかか…?…百年後からシド王子やテバ、ルージュにユン坊…未来から来たという彼らが俺を知っていたし…まさかな?──簡単に言うと近衛騎士は騎士の中でも王族の身辺警護も務める、上位の騎士という認識でいいと思う…俺の生まれは、代々近衛の騎士の家系だしね。
英傑についてか…俺の世界には伽話の中で語られている存在がいた。その名は厄災ガノン…嘗て俺の世界、ハイラルを幾度も支配しようとした魔王が勇者によって何度も封印と復活を繰り返した成れの果て、そんな繰り返しの中で、肉体が朽ちても憎悪と怨念は消えず、今となっては理性すら失ってもハイラルを滅ぼすためだけに暴れまわる文字通り"生ける災害、もしくは破滅の権化"となった存在…そう言われている。英傑はハイラルに存在する全ての種族の中で、最も武勲や能力に優れた者達を各種族の代表として選んで構成された、対厄災ガノン討伐の任をハイラル王から仰せつかった役職ということになるな。俺以外のゾーラ族のミファー、ゴロン族のダルケル、リト族のリーバル、ゲルド族のウルボザは"神獣"と呼ばれる巨大遺物の繰り手として、そして俺は厄災封印の要となる"封印の力"を持つ姫様の護衛兼、厄災に対抗する力を宿した"退魔の剣"の主として、厄災討伐の任に当たっていたんだ」
(どうにも相手の反応からして、その相手は自分と名前すら同じだったらしい。そう言えば、テラコの力で未来から援軍としてやってきた英傑の末裔や親族に当たる彼らは、自分のことを何故か知っていた…まさか、彼らの知っている自分がここに来たのでは…?と一瞬考えるが、そんな偶然がそうそう起こるわけもないか…と一旦思考を打ち切る。相手の国では騎士という階級は存在しないようで、近衛騎士は王族近辺の警護を任された、一般の騎士よりも上位の存在という認識が近いかもしれないと、自分が代々近衛の騎士の家系であったことも明かしながら答える。
似たような立場故に親近感が沸くと答えながら、英傑という役職はどんなことをするのか、と興味から尋ねてくる紅玉に、自分の世界では厄災ガノンという嘗ての魔王の成れの果てである破滅の権化とも呼べる規格外の存在が世界を滅ぼすために復活しようとしていたことを明かし、英傑はその厄災ガノンの脅威からハイラルを守るため、各種族の凄腕の猛者を代表として選びだされた一騎当千の猛者達の集いであると答える。自分以外の者達は神獣の繰り手として、自分はゼルダの護衛兼、退魔の剣マスターソードの主として、厄災討伐の任に就いていたと背中のマスターソードへと視線を向けながら回答し)
>>千子村正
リンク「まぁ確かに、気持ちは分からなくもないな…俺も古代文明の遺物に関しては、関わるまで全くよく分からなかったし──基本的にはこの聖剣マスタソードをメインに使うが、状況に応じて他にも色々と使うし、刀も種類こそ少ないが持っているぞ。それこそさっき言ってたシーカー族の技術で作られた奴が…これがイーガ団と呼ばれる暗殺組織の幹部が携行している風斬り刀って刀なんだが、普通の刀と比べて特殊な形状をしてるだろ?熟練した達人が精神統一して振り抜くと真空の刃が放てるよう、こんな造りになっているらしい」
(横文字が苦手だと零す相手に、気持ちは分からなくもないと苦笑気味に答えつつ、背中のマスターソードに視線を向けて刀は使わないのか?と質問する村正に基本はマスターソードを使うが、状況に応じて色々な武器を使うと答え、刀なら種類こそ少ないがあると告げる。その後、さも当然のようにどこからか取り出した刀身が一般的な刀と異なり、刀身に八の字の空洞が規則的に存在する風変わりな刀、風斬り刀を取り出し、これがシーカー族の技術で造られたものであるとし、その詳細を語って)
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