おーるむとーろく。（　ＡＬＬ作品無登録制　）

　
　
　
>>宜野座
わあ…！まだ箱を開けてすらいないのに甘い香りが…！加州くんじゃなくて私がもらっちゃってもいいのか迷っちゃいます、…けど、お言葉に甘えますね！（　受け取った箱を抱きしめるように抱え　）とても可愛らしいチョイスですが、宜野座さんの見立てですか？それとも朱さん？（　軽く首を傾げてはマドレーヌやフィナンシェといった女性向けな焼き菓子のチョイスに触れ　）──ふふ、お気遣いありがとうございます！年頃の女性だなんて……（　ぽっ　）私こそ！大人の男性とお話することが余りなく…是非とも宜野座さんの好みの女性やどんな女性にグッとくるかを聞かせてください…！（　言葉の内容自体は恋する乙女らしいものだが、その表情と声音は戦前の武士のように真剣味を帯び　）


>>フランシス
えー、本当ですかぁ？もうやだぁ、フランシスさんってば女の子を喜ばせるのが本当に上手なんですからぁ（　ぎこちない笑みに気付くことなく言葉の表面のみを受け取れば、両手を頬に当て　）ッこ、こここ恋人ッ！？わ、私と鵺野先生はそんな関係じゃ──…、も、もちろん！ゆくゆくは、ゆくゆくはそういう関係に…──っはい！お願いします！（　両頬抑えたままノンブレスで一人語りするも、すぐ様気を取り直しぐっと拳握って　）わあ！すっごく言いですね！鵺野先生の大好きな料理で胃袋を掴んでみせます！……え、っと…問題、ですか？体質…なんのこと…──あっ、（　相手の言い淀む様子に内心首傾げながらも手を洗うべく蛇口捻り、流れ出る水へ手を伸ばすと自身の手に触れた水が片っ端から凍りパラパラと散らばってゆく氷に漸く理解し　）だ、大丈夫ですよ！ちょ、調整すれば──…！熱いのは私が溶けちゃうから難しいんですけど、ぬ、ぬるいくらいなら（　あわわ　）


>>南吉
…──！お、お姉さんだなんて…！（　ぬいぐるみと少年に挨拶され、ぎゅううっと締め付けられる胸を抑え　）ふふ、とっても可愛いお友達が出来ちゃった。ごんちゃんと南吉くんはいつから一緒なの？とっても仲良しみたいだから私気になっちゃった。本当ー？良かった！……ん？あっ！（　オレンジジュースに喜ぶ幼い声が耳を擽ると口元緩め、しかしその後かけられた疑問の声に手元へ視線落とせば思わずと言ったふうに声を漏らし　）え、えーっとぉ、そ、そうかも……？アイスは嫌い？私はすっごく好きなんだけど…（　冷や汗たらりと滲ませながらこれ以上凍らせまいと触れないように残りを注ぐとちらりと伺うように相手へと視線向け　）