恋は立入禁止 【 〆 】

(/ありがとうございます!
釣り合わないなんてことありません、強くて素敵なお姉さんと絡めるのが楽しみです!
アラン君いいですね! 絡みはどこから始めましょうか?)

（／そう言って頂けて感激です！！そうですね……導入部は事故で妹夫婦が亡くなり、息子の親権はどうするか火花を散らしている所からでも構いませんか？妹夫婦の息子は今、ヒロインがそのまま育てており、ヒーロー様が何度もヒロインの住むフラットへ現れてはお互いに譲らず。二人は初対面ではなく何度も顔を合わせている設定。……こんな感じで如何でしょか？）

(/そうですね、了解致しました。
それでは何度目かの訪問で、金目当てだろうと判断したこちらがアタッシュケースを持って強引に入り込む、声がけさせていただいた時の設定から始めましょう。こちらからは状況説明のロルだけ回しますので絡み初めは主様からお願い致します。)

(訪れるのはもう数回目となる小さなフラットの駐車スペースに不似合いなほどの高級車を器用に止める。いつもと違うのは後部座席においてある無機質なアタッシュケース、もちろん中身は現金である。
急な弟の死のショックは大きかったが、甥のアランが生きていたのは不幸中の幸いだった、アランを渡そうとしないあの女さえいなければ。
何から何まで憎々しい姉妹だと顔を顰めながらも、今日でその姉ともお別れだとアタッシュケースを握ってフラットの階段を上がっていき、彼女が住む扉のインターホンを押した。いまの時刻に部屋にいることは調べがついており、前回や前々回の訪問で大家に顔を覚えられているため居留守させる気は一切なく、即 扉の邪魔にならない位置に立直し。)

（／始めさせて頂きましたが如何でしょか？色々と至らないところやご迷惑を掛けてしまうかもしれませんが改めて、これからよろしくお願いします！）




（寝室のベッドでアランのお昼寝をさせているとインターホンが鳴り室内の時計にて時間確認した後、起こさない様静かに寝室から玄関へと移動。ロック解除の後ゆっくり扉開けるとそこに居たのは予想通りの人物だったので「 どうぞお入りください。」淡泊な口調にて室内へ招き入れスリッパを直ぐに用意、無言で歩きリビングへ案内。ソファへ腰掛けたのを確認するとキッチンにて飲み物の用意し始めて。）
コーヒーでいいかしら？飲まなくても構わないのでそれくらいはさせて下さい。

(/ありがとうございます!こちらこそご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんがよろしくお願い致します。)

俺が欲しいのはコーヒーじゃないことは知っているはずだ。手短に済ませたい。
(ゆっくりと空いた扉や聞こえないアランの声に寝てるのだろうかと察しをつける。
弟夫婦の死からずっと、いやもしくは弟の結婚からずっと、敵視していた相手へとは思えないほどの穏やかな声で、しかし甘さの一切ない返事を述べる。中に通されて座らされたソファの目の前のローテーブルに静かにアタッシュケースを置いて見せると。「足りないならこの倍でも10倍でも持ってこさせる。」とこれで相手がアランを手放すことを疑いもしない様子で口にし。)

（／お返事が遅くなってしまいすみません！特に何もなければこのままひっそりフェードアウトした方が宜しいでしょうか？）




（コーヒーカップを彼の近くの邪魔にならない場所へ置いた後、もうひとつカップをローテーブルへ置くと向かい合うようにソファへ腰掛け。アタッシュケースに敷き詰められた札束と彼を交互に幾度か見遣ると自然に溜息が溢れてしまい。一度軽く瞼閉じて想うのは“この人に何を言っても常識は通用しない。だけど、だからと言って絶対負ける訳にはいかない。”心に強く秘めた想いを伝えるべく唇動かして「お金で何でも解決できると思っているのですね、貴方は。そんなお金なんていらないわ。妹夫婦の大切な息子のアランをお金で解決しようとする貴方にアランを育てられる訳がない。」変わらずに淡々とした口調にてこの際なので言いたい事全て言葉へと表して睨みつける様に彼の瞳を凝視して。）
貴方の華やかな女性と私を一緒にしないで下さい。私はお金で何でも解決しようとする人間が一番嫌いです。お金何かよりも大切なものがあるのに、貴方はわからないのですか？

(/いえ、大丈夫ですよ!
そうですね、こちらもこれ以上なければここでPLは一旦失礼しますね。何もければ返信無用ですー!)


愛だけで腹が膨れて勝手に子供が育つのか?
(出されたコーヒーを、相手の話を聞きながら形だけ口に運ぶ。断られたことに驚いたような表情は浮かべても、遮ることなく最後まで聞き、それから穏やかな動じない声で上記に下記を続けて。
「金が汚いと思っているのは貧乏人だけだ。随分と言ってくれるが、子供が保護者の休日に合わせて病気になるか? それとも君にナニーを雇う金があるのか?」
口ではそう言いつつも、金で動じなかったエレナに今まで付き合ってきた女性とは違うと心中評価を変える。その証拠に、先程までだったらありえない、いや一般的にも常軌を逸した提案を口にして。)
アランのためにもここにおいておけない。
君はこれを受け取ってアランを俺に渡す。
...それか、どうしてもアランを離す気がないなら、俺の妻としてついてくるかのどちらかだ。

貧乏人の何が悪いのですか？ 私、貧しいという理由で貴方へ直接的に迷惑を掛けましたか？ テイラーさん。貴方は裕福すぎる程だからナニーのひとりやふたり雇えますよね？
（上記述べた後再び反論すべく「 アランを貴方に育てられる方が不幸になりそうだわ。しかし、選択肢がその二択だったら迷わず私は貴方の妻になりましょう。勿論、アランの為。アランの為なら何でもするけどお金は絶対に受け取らないので早くケースを閉じて下さい。」表情一切変えず憎しみ込めて上記告げると彼の妻になるのはアランの為と心中で幾度となく言い聞かせては何とか心を落ち着かせ。何か喋らないと気がおさまらないのかアランの為を想っての個人的な発言をして。）
仕事を言い訳にして碌に子育てせず、ナニーに任せきりの未来が安易に想像できるのですが？ その環境はアランからしてみれば最悪以外の何物でもないわ。いて欲しい時に親がいないなんて……とても悲しいわね。

君が一人で貧乏なら何も言わないが、可愛い甥が貧乏に晒されるのはごめんなんだ、ミス・スペンサー。
(見直したと言っても金の面に対してだけで、今まで甥を渡さなかった強情で可愛げのない女という評価は変わらず眉間のシワの取れないまま呆れたように上記。
相手が本気にしているのかしていないのか、突拍子もない提案に乗ってくれば組んでいた足を下ろして相手に向き直り、まるで仕事の会話のようにたんたんと。
「いいだろう。この金はアランのために預金でもしておく。すぐに君にも迎えをよこす。荷物をまとめてここを引き払うのにかかる時間は?」
それからついでにとでもいう風に、相手が自分がアランを放っておくとなじる言葉に冷たい目線をエレナに向けると。
「君の中で碌でもない男のようだな。この結婚はお互いアランのためのものだ。俺は君に理想の母親を強制はしないが、遊ぶならバレないようにしてくれ。」
そう吐き捨てて要件は終わったというように立ち上がるが、迎えを出す日にちを聞き忘れたのとアランに会いたい気持ちで振り返って、苦虫を噛み潰したような顔で口を開き。)
今日のところはアランに会ったら帰る。寝てるんだろう?顔を見るだけでいい、どの部屋だ。

明日はお休みだから、荷物など色々と一日でまとめるわ。
（言い争っても現状は変わることがないと今更だが気付いたのか相手に対しての怒りはまだ完全に消えておらず一時的なもので。一先ず質問にはきちんと答え、怒っても仕方のない現状だからか少しづつ冷静さを取り戻してきた矢先、遊ぶならという行に鎮火していた怒りの炎が内心燃え上がるも心にとどめ、決して言葉には表さず皮肉混じりに「 私は誰よりも何よりもアランが大切なの。貴方ではあるまいし、男遊びなんてありえないわ。」言葉へと表した後、にっこりと微笑むが相手を見つめる瞳は些か冷ややかさがあって。そんな相手に大切な甥っ子の寝顔も見せたくないのだが、これから仮にも義父となる相手に姿を見せない権利はないので仕方ないといった表情でソファから立ち上がると「 ……わかったわ。 寝室まで案内するからついてきて。」重い足取りにてリビングから離れ、隣接している寝室まで案内、起こさない様に扉を開けて。）
今はお昼寝中だから起こさないように。寝顔をみたら直ぐにお引き取り下さい。

...アラン。少し大きくなったか。
(自分で投げつけたくせに相手の冷ややかな視線と反論に興味なさげに鼻で笑えば、寝室に案内する相手に無言でついて行き。
アランの寝ているベッドを覗き込めば、今まで弟夫婦の結婚式でさえ1回もエレナには見せたこともないような穏やかな愛おしそうな視線をアランに向けて、起こさないような小さな声で誰に向かってというわけでもなく上記を呟く。
満足したように振り返れば寝室をあとにし、先程までと同一人物とは思えないほどの厳しい目線でエレナに
「明後日の朝9時。ここの駐車場だ。来なければ裁判でもなんでもしてアランは俺が引き取る。」
と伝え出ていこうと。)

(/返信が遅くてすみません。少し無理やりでしたでしょうか...?明後日に飛ばしてくださっても続けてくださっても結構です。)

（引っ越す当日になると、色々と複雑な心境だがこれも全てアランの為だと言い聞かせれば少しだけ気持ちが落ちつき。キャリーバッグに詰められるだけ詰め、後の荷物は送ろうと考えていたので大きな荷物はキャリーバッグのみ。指定された時間通りにアラン抱えあやしながら駐車場にて彼が来るのを待つがその間にもやはり彼の事や今後の暮らしについて考えるとアランの為とはいえ彼の妻を上手く演じられるか、愛情はあるも母親として暮らしていけるか等色々不安があるのか少々表情が曇ってしまい。）
ねぇ、アラン。私……あなたの母親になれるかな？




（／大丈夫ですよ〜お気になさらずに！
描写を明後日まで飛ばして見ましたがどうでしょうか？）

おはよう、時間通りだな。バッグをこっちへ。
アランはそこに乗せてやってくれ。
君はどこに乗る?
(相手とほぼ同じ時間に駐車場に、先日とは違うシルバーの高級車で丁寧な運転で乗り入れてくる。
相手の不安げな様子には見向きもせず運転席から降りて来れば、ある意味での共犯者を迎えに行く異常な状況に、意識して淡々と挨拶を口にして。
エレナのキャリーバッグを受け取ろうと手を伸ばしながら、広い車内にどこか不似合いで居心地悪そうに設置された後部座席のチャイルドシートを、アランを抱くエレナに指し示して。
アランが安全にシートに座らせられたのを見て、アランの隣に乗るか助手席に乗るかを訪ね。)

(/ありがとうございます。)

もちろん、アランの隣に座るわ。構わないわよね？
（ある程度予想はしていたが実際に車を見ると住む世界が違うと改めて思い知らされた様で気持ちは沈む一方。しかし、相手が姿表せば気持ち切り替えて弱い部分を見せぬよう気丈に振る舞い。キャリーバッグ手渡すとお礼告げ、後部座席のチャイルドシートへアランを乗せた後に座席について聞かれると即答でアランの隣だと告げてからすぐに後部座席のアランの隣へ着席し、シートベルトしてから髪を優しく撫でて微笑みかけ。）
……アラン。ちょっとの間いいこにしていてね？

ああ、構わない。...アランは車に乗っても泣かないのか、えらいぞ。
(相手の質問にもちろんと頷き運転席に戻り、チャイルドシートのベルトの緩みを確認して、泣かないアランに笑みを向けるとすぐに振り返ってアクセルを踏み。
「これから君とはいくつか口裏合わせをしておきたい。聞かれて困ることもあるだろうからな。」
駐車場からゆっくり出て、丁寧な運転で公道を走りながらエレナに向かって平坦な声で上記。
アランがいるため子供向けのスポットも探してみたものの、あまりわからなかったのか車のサイドボードには興味なさげに家族向けの旅行雑誌が放ってあり。)
うちの者にはデートだと言ってあるから時間は一日ある。車だとアランが退屈するだろう、行きたいところは?

（／お返事のみで申し訳ございません！急に私生活の方でここ最近立て込んでしまい、サイトにアクセスできませんでした。今日中にはお返事が可能ですのでお待ち頂ければ幸いで御座います。）

デート……ね。遊園地は人が多いから遠慮するわ。水族館とかゆったりした場所はどうかしら？遊園地よりかは人はいなさそうだし。
（口裏合わせの発言に少々苛立ちを覚えるが「 テイラーさんのような華やかな生活ではないし、何もやましいことはないので聞かれても困るような事はないです。」と怒りをぶつける程ではないが少々声色に刺があるような言い方になって。先程のは忘れてアランとの休日を楽しむべく何処へ行くか悩みながら色々と行先の候補提案し。）
水族館以外だったら、動物園は如何かしら？あなたが嫌でなければ候補にいれてほしいのだけど。

...わかった。
勘違いさせたようだが、"口裏合わせ"は俺と君とのことだ。
うちのナニーはお喋りなうえにお節介なんだ、出会った日のこともプロポーズのこともすべて本当のことを話したら...考えるだけで面倒くさい。
(相手の提案になるほどと頷いて、動物と魚の両方が見られるのが目玉らしいここから車で一時間ほどのテーマパークをナビに入力する。
相手のトゲのある言葉に息を吐いて訂正を口にし、心底ゲンナリした表情をして。それから、信号で止まると棘のお返しとばかりに皮肉っぽく冷たく。)
なにより、いつかアランにお前のために嫌いな男と渋々結婚したと言う気か?

(/いえ、大丈夫ですよ。宜しくお願いします。)

(/あげます。)

（／お返事のみで申し訳ございません！私生活の方で色々と立て込んでいたり、気持ちの問題で長期間サイトにアクセスできませんでした。最終的に放置という結果になってしまい、お相手様には何ヶ月も待たせてしまって本当に申し訳ございません。
奇跡的に再会できて、再びお相手をしてもらえましたら幸いです。再会できるのは難しいと思います。今度はこちらが待たせていただきますね。）