( 時折振り返って心配する彼の気遣いが嬉しいようなそうでないような気がして。その度に「分かってる」と一言素っ気なく返すも、一抹の不安が頭を過れば金色の瞳は目前の少年の背を睨み )──…おい、大丈夫…なんだよな?