聖杯がもたらす世の先に…【ファンタジー、戦闘】

>慚愧
堅い堅くないの問題ではありませんわ。わたくし達はルールの元で契約を交わして雇われてる立場なので、余程理不尽な要求でなければ受け入れる義務がありましてよ。一人でやれる事は限界があります。貴方もたまには他の初級者及び中堅どころの方と組んでは？人類の戦力の底上げなくしては未来は無し、ですのよ。
(お堅いと言われると腰に手を当てて常識人で真面目な意見をスパスパと述べ一人でやる足手まといはいらないと聞くと他の冒険者の危険を避けているとポジティブに考えられるが先輩らしく人類のひいては自分達の為に成長を手伝ってみればとツカツカと詰め寄ると話しながら相手の額を人差し指で突こうとし)

(/ダンジョン探索ですよね！探索し尽くされている全5階層の初心者ダンジョンに最近下へと続く隠し扉が見付かり、未知の階層での…とかいかがでしょうか？)

>all
皆さーん！お聞きなさい。まず、冒険者とはチームを組んで依頼をこなすのが基本です。単体で受ける方もいらっしゃいますが、デメリットの方が大きいんですの。メリットと言えば成功報酬を一人で得る事が出来るくらいですね。

元気そうな少年【えー、一人の方がかっこいいじゃん！クローディア姉ちゃんもたまに一人で受けてるだろ？】

世話焼きそうな少女【ちょっと、クローディア様のお話を聞きなさいよ】

利発そうな少年【クローディア様の意見は賛成ですね。安全度が段違いですから】

こほん、まずは一人で受けてる依頼についての説明を。隠密性の高い又は早期解決が求められる機動性を重視するような依頼の場合は一人で受けます。もっともしっかりと情報を集め準備をした上で受けますのよ。
銅から鉄と昇給し一番気を引き締めなくてはならないのが、実は銀へと昇級してからです。銀になると初級者を脱却した事で、調子に乗って取り返しの付かない事になってしまう方も多いのが現状。冒険者を続ければ銀にははっきり言うと誰でもなれますの。銀止まりか更に昇格するかが、一つの冒険者としてのターニングポイントになります
依頼ではいつ何が起こるか分からないのが冒険者です。貴方の仰る通り安全度が重要、ですわ。情報は冒険者の命に値するものですから、ただで教えてくれる方も多いとは言えません。頼れる先輩を見つけて指導を受けるのが生き残る確率を大きく上げる事に繋がります。と言う事でお姉さんが教えて上げますからどんどん質問しなさいな。聞いた事は後輩の方にも教えて上げて下さいましね
(つい最近冒険者になったであろう三人組の少年少女の冒険者。ブロードソード持ちの剣士の少年と杖持ちのヒーラーの少女と盾持ちのタンクの少年が薬草採取をここ最近やっていたが、残りの二人はまだ討伐依頼は躊躇っているのを押し退けて剣士の少年が一人で常時依頼のゴブリンの討伐をやろうとしてるのを見て御節介に三人の前にカウンターに向かうのを待ったをかけて立ち止まり講義を始めて。アダマンタイトからの指導なんてと周りの冒険者達が羨ましそうに遠巻きに眺めて)

(/遅らせながら絡み文置きますね)