星月夜 2017-08-17 16:05:06 |
|
通報 |
(思いの外包まれる腕が力強く、夏衣服の薄い布切れ越しに感じる相手の体温に、そう遠くない幼き日を思い出して懐かしい気持ちが宿り。恥ずかしげもない様子で少なくとも己にとって大胆なスキンシップを取られると平静を装っていられるのも時間の問題、一度肘を立て体制を変えて。離れゆく掌に少々寂しさを覚えながら、良い子、と掛けられた好意を含む台詞を褒め言葉だと素直に受け取ることが出来ず、数年前の幼い自分なら喜んでいただろうが彼の中で自分は成長していないのかと心の隅で少しばかりの不安を抱き。何も言葉を返さずに不機嫌顔でそっぽを向いたかと思うと、彼に恋心を抱く己からしてみればデートのお誘いとも取れる唐突な提案に瞳輝かせ「いや、夏季大会終わって暫くは通常練習だけだ。…俺は海に星、見に行きたい。」最悪当日は練習を休んでもモノにしたいチャンスを自ら逃す訳も無くあっさり承諾の意を述べて。添えられた優しい遠慮は己に選択の余地を与えるも既に彼から提案された物が魅力的であった為に、何が何でも海に行くと主張し。ふと盗み見た部屋の時計から三時を廻ったことを知らされては、あわよくば今日はこのまま叔父の部屋でもう時期に来る朝を迎えてやろうかと目論み)
| トピック検索 |