星月夜 2017-08-17 16:05:06 |
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ロルテスト/
――おじさん、もう寝てんの?
(草木も眠る丑三つ時。一定のリズムを刻む時計の秒針が、聞き慣れているはずなのに今はやけに気味が悪く感じてしまうのは何故だろうか。今朝 うっかり起床時間の二時間前に目が覚めてしまった事を思い出す。暇を持て余した結果 空白の二時間をTV鑑賞に費やしてしまい。いつもと違う朝の景色に吊られ 再度眠りに落ちなかった今朝の行動を深く後悔し。赤子の頃から寝付きが悪かったらしい己は十四になっても変わらずで、何度か欠伸を繰り返すものの一向に意識は遠のいてくれず、愈々痺れを切らして身体を起こす。せっかくの眠れない夜だ、叔父と時間を潰せば良いではないか。思い立った途端 部屋を飛び出し、足音を立てぬよう忍び足で廊下を抜けては、そうっと彼の部屋の扉を開け。日が落ちた今となっては気温もある程度低下し、ドアノブを回す手がひんやりと冷たくなるには充分な位で。すっかり暗闇に慣れた眼で薄暗い室内に設置されたベットで寝息を立てる叔父を確認し、彼の姿を見た途端胸に落ちてくる安堵感を覚え。"大人は殆ど寝ない"と偏見を持っていた己の考えは掻き消され。一週間の中間に値する水曜日、明日も早朝から仕事が待ち構えている彼を 自分の勝手な都合で態々叩き起すわけにもいかず、上記ぽつりと呟いては 廊下の微かな光が漏れる扉を丁寧な動作で閉めて。「全然寝れねェし…眠くなるまでだけだから 良いだろ?」寝静まった誰の耳に届くでもなく小さな問いかけはそのまま空気に溶けて、今自身の心を支配するのは いけない事をしているのではないか、という罪悪感と 少しの下心でありながら。夢を見ているのか気持ち良さそうに眼を瞑ったままの彼を見据えた後、部屋の隅に転がったクッションを手にし、ベッド越しに腰を下ろし。上体をベッドに凭れ掛かるようにして身体の力を抜くと、暫くこうしていれば何れ睡魔が来るだろうと。枕がひとつのシングルベッドにふたりの男が寝そべるのには少々無理があったが、これならば隣にいられる、そう言わんばかりに小さく微笑んで。「…毎日お疲れさん。仕事忙しそうだな。社長ってやっぱり凄ェんだな…おじさん見てると思う」静まり返った寝室でぽつりぽつりと語られていくのは 普段決して本人に明かす事の無い、しかし紛れもない己の本音。変わらず時を刻み続ける時計の秒針は、愛しい彼の隣にいるだけで いつの間にやら心地の良い物になっていて)
(/>10にて参加希望させて頂き、先日期限の延長をお願いした者です。主様及び参加者の皆様、こちらの都合でお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。少ない語彙力と拙い文章でお見苦しいとは思いますが、PFとロルテストが完成致しましたので提出させて頂きます…!私めも同じく設定厨でして、加えて主様の用意して下さった舞台や物語がとても素敵で、人物の背景を考察したりと 勝手ながらPF作成期間まで楽しませて頂きました!!深夜テンションで綴ったロルテスト内容は読み返してみればもはやストーカー予備軍の粋で 申し訳無いです…。非常に長くなってしまいましたので、ロルテストと合わせてお手隙の際で構いません、拝見頂ければと思います。最後になりますが、魅力溢れるトピックに参加希望者として携われただけでとても嬉しく思います。こちらも一人の候補者としてご一考頂ければ幸いです。夜分遅くに失礼致しました!)
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