(いつもよりさっとシャワーを済ませては彼が待つ部屋へと戻り。頭を冷やしたお陰で先程の煩悩はある程度落ち着いたもの、この時間に風呂上がりの彼が自室にいる事がやはり嬉しく、期待せずにはいられず。にやけてしまいそうな顔を隠すよう髪を乾かしながら冷蔵庫を開ければ二人分のミネラルウォーターを取り出し、彼に一つ手渡し) ──あいにく緑茶はねぇけどよ。