(此方も相手に倣って珍しくいただきますの挨拶を。気恥ずかしさからややぶっきらぼうな挨拶だったが、流れる空気は何処か穏やかで。相変わらず食べ方が綺麗な相手を盗み見つつ甘い珈琲を口にしトーストをかじり。こうして次に一緒に朝食をとれるのはいつになるのかと思うと、寂しさと切なさが入り交じった気持ちになり) ……なぁ、たまには泊まりに来いよ。なんなら俺が行ってもいいしよ。