っ、だから……、させてくれねぇのかよ。…こっちはお前のせいですっかり準備出来てんのによ。(もう一度、とねだったつもりだったが、案の定彼にはいまいち伝わってないらしく。その真面目さ故にその手には鈍感な彼。眉を寄せ頬染めながら恨めしげに見やると、熱を孕んだ身体をわざとらしく擦り寄せてやり)