Catoon Heroes 2017-07-29 14:15:42 |
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僕はお前に憧れていたよ、ずっとね
(昔は誰よりも自信に満ちていた彼をこうも内面的にしてしまった時代をヒドラをそして自分を殴り倒したくなる衝動に駆られる。あの頃の彼にこんな事を言ったらきっと調子に乗るから口にした事は無いけれど、今はどうか少しでも伝わればいい。片腕を失った彼はさながらミロのヴィーナスのよう、完全なものが一部欠落しているというのはどうにも人を惹きつけるらしい。その力に惹き付けられるままに強く相手を抱きしめ、肩口に顔を埋め。「まったく冗談は寄せよ。それよりも陛下にアポ無しで会えるかな」相手に続き立ち上がり、永遠に続くようにも感じられる廊下を歩き。言葉は謙遜気味だが、例え断られても強引に押し通すつもりな為口元には軽い笑みが浮かび
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