【3Ｌ】一から始める軽音楽【バンド】

〉和音さん


……うっおおぉ……すっげぇ美人………、………まあでも次は５弦って決めてるしなァ。浮気じゃねぇよ、カワイイストラップでも買ってやるから拗ねんなよ？……ん？（就業時間が終わり、会社から速攻帰り速攻着替えて速攻電車に乗って始音町へいつものように繰り出す残業から逃げる系男子が店の前に一人。今宵の相棒のベースをしょって、長いウィッグの髪を揺らしつつ美しく展示された限定モデルの中にあるベースを見ると感嘆を漏らしながらお気に入りの黒マスクをずらして笑み浮かべ。まあ限定モデルとなればまず金も貯めないとだしな、なんて思いつつそれでも楽器も有る雑貨屋には興味引かれたのか背に有るベースのケースを後ろ手で撫でながら店の扉を開こうとすると店先の看板の文字にきょとりとし、……店長か店員がバンドマン志望なのか？なんて思考巡らせてから店の中へと足を踏み入れ）


（／そのようなお言葉を頂けるだなんてうれしいばかりです…！このような変わり者変態ベーシストで宜しければ宜しくしてあげて下さい…！こちらこそ宜しくお願い致します！／蹴可です。）