匿名さん 2017-06-29 17:59:32 |
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あー……ありがと、シャーロット
(シャーロットは自分の見解を聞いてキラキラとした笑顔を浮かべ自分を褒めて、それを聞けばジェーンも思わず同じように笑顔を浮かべそうになる。しかし、シャーロットとその同伴者である自分には先ほどから巡査達の冷たい視線が注がれており、ここで一緒に喜んでしまえばより一層それらの視線は鋭くなってしまうだろう。ここきてジェーンはなんとなく理解し始めていた、『誰かがシャーロットの手を引かなければならない』と。今まで過ごした数日とこの場所の出来事でシャーロットが社会と断絶していることはよくよく分かった。無理に社会に引き戻そうなどとは思わないが、シャーロットはもっと誰かと繋がりを持つべきだ。推理しているときのキラキラした顔もチャーミングな瞳も、どれもとても魅力的なのにその性格のために周りの人間に全てを拒絶されている。シャーロットに友人ができれば……それがジェーンの想いだった
そんなことを考えているうちに、シャーロットの推理は止まることを知らなかった。次々に提示されるこの事件の犯人像、正直ジェーンはなぜシャーロットが犯人像を特定できているのか、さっぱり分からなかった。口を挟んでその理由を聞く前にシャーロットは早々に現場を出ていこうとする。もう検証は終わりかとそこにも驚きながら「えぇ」と短く答えてシャーロットの後に続いて外へと出た)
え?ここに?私の端末から?
(杖をついて外に出た直後シャーロットからメモを渡されメッセージ送信を頼まれる。杖を脇にかかえ、端末を取り出すと訳もわからないままジェーンはシャーロットの言われた通りに文を作成する)
私にはひとつも分からないわ、ピースさえ見つかってない。えー、憎い相手に薬を飲ませる方法よね?アルコールで酔わせて酒に混ぜるとか、あとは銃で脅すとかかしら?その場合撃った方が早い気もするけど
(メールアドレスを打ち込み、続いてメッセージを打ち込みながらシャーロットの質問に答える。玄関前に酔った人間がいた話を思いだし、酔わせてしまえば簡単だと提案し、もうひとつの提案には物騒な一言も付け加えていたが、本人はいたって真面目に答えていた)
よし、送信完了。ところで、これ誰にメッセージ送ったの?
(/大変お待たせしました!毎度遅くて申し訳ないです…)
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