匿名さん 2017-06-29 17:59:32 |
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えぇ、見事なものよ。私おかしなこと言った?
(先ほどまで捲し立てるように口から出ていた言葉は急に不器用な物言いになり、ジェーンは不思議そうにシャーロットを眺めたが、その理由はまたすぐに判明する。先ほどまで子供のように目を輝かせていたシャーロットは、今は少女のように顔を赤らめているのだ。どうやらシャーロットは褒められて照れているようで、その純粋な反応に思わずクスリと笑みを漏らしてしまう。誰にもできないような見事な推理を披露した直後に、誰しもが見せるような顔を浮かべたのだ。両者のギャップに、会ってまだ数分の人間であるにも関わらずジェーンはいとおしさを覚えて顔を綻ばせた。先ほどのたった一言が、これまで自分の推理を拒絶されてきたシャーロットにとってどれほどの影響があったか、ジェーンはまだ知らない)
奏者次第ね。心地よい音楽は好きよ、でも酷い演奏は……ね。それじゃ、私は引っ越しの手続きをしに行くわ。私の荷物が届くまでに片付いているといいけど
(シャーロットの物言いからバイオリンを弾くのかとさらに相手に興味が湧き、一応下手なバイオリンは聞きたくないことを伝えるが、ジェーンはシャーロットのバイオリンが悪いものではないだろうと予想している。これは紛れもなくジェーンの『直感』だ。だがらこそシャーロットが返事をする前に引っ越しの話を進め、同居する気でいることを暗に示しつつ、あとでまたハドソン夫人に挨拶せねばと考える。シャーロットとマイクのやりとりを眺めていれば、一週間後が楽しみとシャーロットは言うが、なぜか一週間後も自分はここにいるだろうという自信がジェーンにはあった。おそらくそれはシャーロットが自分の知らない未知の世界を運んでくるだろうという期待があったからだろう。それにシャーロットの機嫌も良いように見える、きっと彼女も一週間後にジェーンがまだいる可能性を考えているに違いない。その後シャーロットとマイクと短く雑談を交わせば善は急げと引っ越しの手続きをしに杖を着きながら221Bをあとにした)
〆
(/遅くなりまして大変申し訳ありません。一旦場面転換として〆レスとさせていただきました!)
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