°。*～*黒執事*～*。°

~劉~

……………ふぅ……遅くなってごめんよ。なるべく急いで出たのだがね。……藍猫も入ってきたらどうだい？次は我が待っててあげるよ？
(そうこうするうちに20分経ったか経たないかで着替えも終えて脱衣所を出てくる。何時もとは違った袖が短い服を着ているから龍の刺青がはっきりとわかる。藍猫に『待っててくれてありがとう。』とお礼を言って頭を優しく撫でるとサオにも『ご苦労様。』といつものように声をかける。


~アコ~

……。(なるほどね…悪の貴族と呼ばれた裏社会に通じる男の一人。昔からアンダーテイカーの知り合いだが私は知らない…ということはまだ私が回収課にいた時代か…。夜のパーティーの日に訪れたのは例のサーカス団の糸を操っていたケルヴィン男爵…ビジネス相手と言うのはクラウス…いや、ディデリヒか…？。そう言えばあの男はドイツに…。最近では此方が戦闘機の能力は上だと聞くが…実際にはドイツはもう戦車(パンツアー)を完成させてたはず…。)
(目を瞑って相手に悟られないように寝ているフリをする。ファントムハイヴの事をできるだけ知っておきたかったからか、寝ていて相手が一方的に話をしてくれていたほうが良かったため自分は心の中で整理をする。