時を遡って言の葉を辿るといつもより薄味に感じる。薄味という表現もかっちりと嵌まってるわけじゃなくて、手を伸ばしても届かない遠さみたいなおぼろげな感覚。口に含むと食感を楽しむ間もなくふわりと溶けて、仄かに味が残るような。 色々と触れたいけど、浮雲さんのしたり顔は可愛らしくて少し笑ってしまった。