透 2017-05-31 20:38:24 |
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>>for you
貴方を譬えるならば春の長い黄昏、黄を交えた柔らかな茜の空。花霞にけぶるみずみずしい宵に寄り添う一時。口を噤み、貴方の調べに耳を傾けて過ごす事も少なくない。傾ける感情は数え切れぬほど。でも今は、硝子板越しの甘美な遊戯に興じていたい。俺の身勝手を許してくれる貴方の、脆さや奥に潜むものを全て俺が受け入れたい。いつも俺を地に縫いとめてくれてありがとう。今が永く続くことを願って。
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