ㅤ哀艶ㅤ

それじゃあ……もしも呼吸ができなくなったら甘えに来ようかな（　手掴み　）触れていないと見えないという言い方はよくないな。触れているから見えるというのが近い（　ふふ／指絡め　）
愛ではないよ。恋ではある（　くすくす　）ピーマンとパプリカでもだいぶ違うし。どっちも好きだけれど（　ふふ　）今度、あなたの旅の記録も覗いてみたいです。

そうなの。不思議でしょ。だから、食べるタイミングによっても味の濃さを変えないと（　ふむ　）

雨は私も好き。と言っても、屋内から見るものが。あとは、小雨に濡れるのも好きだけど。うん、楽しみにしています（　こくり　）
秋になった時にちらりとでも私の言葉を思い出してくれるといいけど。……そうなの。明るく前向きな気持を言葉に替えられる人は尊敬します。


白、か。うん。よく似合うと思う（　微笑み／こくり　）
そうかも。無意識だったけど（　くすくす　）

音、か……。旋律になるけれど、柔らかい中に暗い翳りを持っている音が好き。うーん……音も言葉で捉えてしまうことの方が多いから、説明的になってしまうのが悲しい。水色よりは藍色、赤よりはワインレッド。その時の自分の感情にも左右されることが多いけれど。

私からも最後の質問、いい？
これからも、たまーにこうして指を繋いだり、抱きしめてもらうことを強請ってもいい？きっと、優しくて慕われやすいあなたを困らせてしまうことになるけれど……。
もう夢の中の旅を始めてしまっていたら、この問いかけは受け流して下さい。一夜だけの出来事として。