大切なものは失ってから気付く、というのは正確には少し違っていて、失ってからじゃないと気付けないんじゃなかろうか。だからその存在を切り抜いたりあるいは捨て去ってしまうことはしょうがないけれど、大切な故に脆く、一度壊れてしまえば二度と元の形ではもどってこないところが、息苦しく難しいんだよなあ。