黒猫 悠華 2017-05-22 16:43:58 |
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あァー……魔女さんとの会話、楽しかったなァー。
(原っぱで寝っ転がり、あたたかい陽気に眠気を誘われながら、ふと彼女のことを思い出し目を細め。自分の首元にかかる懐中時計を片手でいじりながら、隣に咲く花を愛でる。頭の中では彼女の部屋の様子が浮かぶ。いつもテーブルの上には摘んできた花と美味しいクッキーが並んでいて、そういえば彼女は花が好きだったことを思い出し、愛でていた花を摘み取りながら立ち上がり。原っぱから抜けようと、上機嫌に尻尾を揺らしつつ大股で歩を進めていると、見慣れた影を遠くに見つけ。その影も自分に気付いたようで、こちらに振り返るやいなや、華やかな笑顔を浮かべる。周りが明るくなるようなそれに心を奪われながら、彼女へと近付いていき)
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