全 寮 制 男 子 校 の あ お は る (　人 数 無 制 限　／　Ｂ Ｌ　)

>東先生

(相手の指先が襟足に触れた時“うわ”と心の中で呟いてしまったのは、思いの外その手を心地良く感じてしまったからで。ともすれば癖になってしまいそうなあまり芳しくない予感を覚えながらも、また何やら逡巡しているらしい相手が思わぬ爆弾を落とさない内は目を伏せて心地良さに身を委ねており。相手にしては随分と長い間沈黙が続いている気がするがそれはそれで時間は穏やかに流れていき、何とも言えない安心感に包まれて眠気とはまた別の微睡みに似た感覚に身を浸していた時相手の声が意識を現実に引き戻し。安直に受け取るならばまるで己に嫌われることを懸念しているようにも聞こえてしまい、思わず小さく吹き出すと徐に顔を上げたかと思えば相手のネクタイに人差し指を引っ掛け。それを解こうとするかのようにくいっと引っ張りながら「俺に嫌われんのは嫌なわけ?」口元に意地の悪い笑みを湛えては茶化すように問い掛け首を傾げて)


>高崎

(/うわわ、申し訳御座いません私の事ですよね…。遡ってみたところすっかりお返事を見落としておりました。隙間時間を縫ってお一人様ずつお返事している状況でしたので、見落としがないよう気を付けてはいたのですが…本当に申し訳御座いません。今後は一層気をつけますので、どうかご容赦頂ければと思います…。一先ずお返事させて頂きますね。ご不快な思いをさせてしまい大変申し訳御座いませんでした。)

……そうなんだ。まぁ君がそう決めてるなら別に何も言わないけど、周りの人は心配するんじゃない?
(将来の見通しがしっかりしていると言うべきか、相手の年齢ならばそれくらいのビジョンさえ持っていない生徒が大半なのだろうがやはり驚かずには居られず暫し目を見開いて唖然としてしまい。程なくして穏やかに破顔して小さく頷くと、果たして相手の周囲の大人や友人等からは何も言われていないのだろうかと思ったままを問い掛けて)