Writer 2017-04-17 21:59:14 |
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複数の声掛けがあった場合は選定式、ということだから…僭越ながら立候補させていただくわ。
モチーフとなった作品や舞台である13世紀イングランドについては決して詳しいとは言えないのだけど、可能な限り調べて、大きく外れることはないようにするつもり。
後は…そうね、アナタの舞姫ではないと感じた場合は遠慮なく仰ってね。相性の問題ばかりは、どうにもならないもの。
――それじゃあ、良い返事を期待しているわ。
【 PROFILE 】
名前 イナンナ・モンテス
年齢 22歳
容姿 膝まで伸ばした亜麻色の髪は絹糸のように艶やかで、毛先に緩くウェーブがかかっている。前髪は眉にかかる程度の長さで髪型は横髪を編み込んでカチューシャのようにしたハーフアップ。裾に向けて薄紅色から銀へグラデーションしている繊細なレースのあしらわれたマリアベールを付けている。瞳は朝焼けの空のような薄紫でぱっちりとした猫目。目鼻立ちがくっきりしており、薄く引いたルージュと相まってどこか挑発的な印象を与える。身長は158㎝で小柄だが豊満な体つき。仕事中は胸元と背中が大きく開いた大胆なデザインの真紅のロングテールのドレスに身を包み、ベールと同じ色合いのストールを纏う。靴は白のレースアップサンダルで、装飾品はチョーカーとアンクレット。デザインは白金の輪がいくつか連なったもので、彼女が動くたびにしゃらりと小気味の良い音が鳴る。
性格 自身の美貌と技術に絶対の自信を持っており、それに裏打ちされた言動により他者を惹きつける。蝶よ花よと愛でられて気ままにこの世の春を謳歌しているが、職業にも誇りを持っているため、女だから・娼婦だからと侮られる事が許せない勝気な性格。故に自身の生き方を否定する様な言葉には聞く耳を持たず、反対に自分という存在に溺れさせ、認めさせようとする傲慢な部分がある。職業柄か元来の性格なのか、自分の利になるか否かの二つで物事を見ている節があり、愛嬌を振り撒く反面相手の反応を冷静に伺うなど計算高く強か。生きていくと言う事にかけてはかなりシビアで、お金は裏切らないしいくらあってもいいと公言する守銭奴。舞の他にも歌や楽器の演奏も得意としており、そのための努力は惜しまないなど、真面目な一面もある。
備考 過去をほとんど語らず、客の間では天涯孤独らしいと言う事と、現在の娼館に入る前までの事を知っているのは娼館の主人のみという噂だけが流れている。高級娼婦故に客層も相応の身分の男たちとなり、懇意にしている権力者も多い。そのため彼女の元には様々な情報が入ってくるが、これだけはいくら積まれてもプロとして口を割ることは決してしない。
――あらまぁ、珍しいこと。よほど大口のお客様なのかしら?
(相手をしていた客の見送りを終え、この後は特に予約も入っていないため身を清めて自身にあてがわれた一室で蒸留酒のグラスを傾けていると、不意にノックの音が響く。はぁいと返事をすれば告げられたのはすぐに降りて来いと言う指示で、客を自ら迎えに行くなど暫くしていなかった事を思い出し、誰にともなく呟けば玄関へと向かって。しゃらん、しゃらんと涼し気な音を立てながら玄関前の階段を下れば、この場所には似つかわしくない修道衣の男性の姿が目に入り、思わず驚いたように足を止めるも他にそれらしき人物が居ないのを見て取れば艶っぽく微笑みかけ「ふふ、いらっしゃい。私を呼んでいるというのはアナタかしら。――聖職者の方が、どんなご用事?」と相手の目の前まで歩み寄り、瞳を覗き込む様に見つめて)
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