フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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>テファン
(己のような男相手に、不安に思う事が有るなんて。本音のそれを口にすれば否定の返事が戻ることはいい加減勉強したらしい。思えど言葉に変えること無くごくりと生唾を共に飲み込んで。例え女々しいと思われようと、それでも構わない。手の平が触れる彼の頬の柔らかさを、肌のキメ細かさが際立つ繊細さを、人柄を表すような温かさを、全てを手の平で受け止めつつ「今だってお前がいなきゃ駄目なんだぜ。夢でした?なんつって居なくなられたら困るだろ」不規則な生活を送る己が今でこそこうして日中起きていられるのは他ならない彼が起こしてくれるからこそ、見当たらない物だって時に己よりも把握してくれているのは彼の甲斐甲斐しい賜物だと自覚している。___なんて、建前上の理由なら幾らでも作れるのが大人の悪い所。本当は彼がただそばに居てくれないと、単純に寂しいだけ。「俺の面倒くささに付き合えンのなんて、滅茶苦茶なこの国を引っくり返して探したってお前しか見つから無ぇし、甘ったれなお前のこと構えるのも俺だけ……だろ」自覚する面倒臭さを述べるのは意図も簡単、寂しさを吐露するよりも圧倒的だ。続けたのは少し張った虚勢、彼に相応しいのは俺だけだと言い切るには未だ少し照れてしまうようで、最後には少しばかり口篭り。照れ隠しにわしゃわしゃと乱雑に彼の頭を撫でれば「暫くは落ち着くから、二人で何処か行ってやる。泊まりでも日帰りでも何だって良いから、__俺が介護される前じゃ無ぇと行けなくなンだろ」素直じゃない約束の取り付け方で誘いを持ちかけ、最後にはけっ、と先の彼の言葉を用いて揚げ足を取るかのように片方の瞳を細めて見せて)
>ネロ
防犯上__?、あぁ!違います。この家に住んでるのが僕を含めて全員、遊園地が好きなんです。賑やかな配色も楽しくなる音楽も。本当は僕達も遊園地を住処にしたかったくらい、……でも、残念なことに僕達の仕事場は赤の城なので、遊園地に住んでしまうと通うのが大変でして。(馬の置物と言えば堂々と置かれ吹き抜けに繋がるメリーゴーランドのそれ、頭を僅かに傾けた後に彼の疑問に気が付くと訂正をするように笑みを含ませつつ説明を。途中演技を行うような大袈裟な動きで頭を揺らして「だから、少しくらい遊園地らしさをと思ってメリーゴーランドを作ってしまったんです。そうすれば遊園地に行かなくても我慢できるかと、当初の予定ではそうだったんですが……そう上手くいくはずも無くて、結局は本物の楽しさを我慢出来ずに遊園地に日々通いつめてると言う訳です」最初はナイスアイデアを披露するかのように、続くのは肩を落とした残念がる雰囲気で、最後には開き直るように爽やかさすら持った微笑みを交えて「結局今じゃ洗濯物を干すのに使われてます」言葉通りに服のかかる馬を見ればその服を下ろしてメリーゴーランドを起動させるべくスイッチを。その動きに伴い明るい電気を灯し、メリーゴーランドが回り始めると「見てるだけでも綺麗なんですけどね」なんて軽さを持たせた声色で付け足して。___好きな物は彼にだって好きになって貰いたい。欲深い己は当然のようにそう考えて。どんな感想を持つのか、喜んでくれるか、そんな期待はなかなか形にならず、困ったように皿の上を見るばかりの彼に疑問符を。そうすること暫く、その疑問が解消されると思わず余りにも可愛らしく思いもよらなかったその理由に失礼なこととは知りつつも笑みを抑えられずにくすくすと笑い声を落とし。「お茶会のマナーなんてあってないようなもの。食べたいようにフォークを通して口に運べばそれで完璧なんです。____美味しい?」自らの手元にあるケーキ皿、乗るのは彼に渡したものと同じ物。甘い香りのそれを一瞥してから一口分をフォークに乗せて、落とさないように彼の口元へと運べば食べさせるように促し、最後には我慢出来ず感想の催促を添えて)
(/遅れてしまうのはお互い様ですし、私生活あっての事なのでお気になさらず…!それだけお伝えしたく蹴り可の所お返事を失礼致します…!文章が乱れてしまうのはこちらこそです…!/蹴り可)
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