フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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>テファン
___。(照れ臭さを可能な限り抑え込む為の防御として自らの頬に与えていた刺激、それを止めるように彼の手が自らの手を掴み、そして何が面白いのか分からない骨張るフェイスラインに触れる。映画のストップモーションのように体の動きがピタリと止まると問い掛けの言葉には、幼くあどけない彼の奥底に眠る情を感じ取りゴクリと動く喉仏とその色を見逃すまいと動く眼だけが生きていることを証明し、ただただ愛しているとその想いが姿を強めた。そして同時に自分とは思っていた以上に狡い奴なのだと実感する。キスをする、キスをされる、行為自体は同意味を持てで心境の変化が強い。キスをするのは彼を密に感じる事が出来るから好ましく、そこに羞恥は余り産まれないと言うのに、一転して受け身の行為は消えてしまいそうな恥ずかしさに苛まれてしまう。ならば自分から彼の形の良い唇を頂いてしまえばいいと抱く考えの他に、目の前で見せられる彼の情を受け止めたいとも欲が出る。どちらも捨て難い。無駄に考えてしまうのは癖の一種か、そうこうしている内にも時間は進み気づけば沈黙の間が作られて「……嫌だ、っつったら止めんのかァ?」舌先に力を込めれば自らの唇に触れる彼の指先を押し戻し、代わりに自らの片手を彼の後頭部へ回すと上から下へと一撫で。詰まる所自己満足、彼が喜ぶようなものを考えているようで自分の選んだ物を持たせることで彼は自分の大事な存在なのだと周囲にアピールしている。第一に、自らが選んだ物を彼が嫌がる筈が無いと絶対的自惚れと自信が有る事は前提に、それでも実際のリアクションを目の当たりにするときは心臓が痛むような緊張感が有り。無自覚に彼の表情変化を魅入っている中で言葉なくとも全てが伝わるような彼の反応に、続く行動を想定すればそっと腕を広げて続きに備えて見せる。想定通りに彼が自らの胸に飛び込むとその体を支え「知ってる」なんて可愛げのない返事を、言葉とは裏腹に愛しさの浮かぶ彼にしか見せない甘い声で伝え)
>ネロ
お褒めに預かり光栄です。(狡猾になるのも卑劣になるのも悪意なんて欠片も持たない天然行為で身に着ける。未だって一切悪びる姿を持たずに猫を被る笑顔の儘に彼の言葉を受け入れて。自らに囲ったと思った彼がほんの一瞬にして姿を翻し自らの元を離れてしまうと、焦らされるようで余計に手元に残したくなり。あ、っと声を上げる程の短い秒で間に作られた距離感を無理強いし追い掛ける事は一先ず我慢。彼の述べる気持ちを確りと受け止めるべく耳を傾け、そして自らの魅力、持ちうる宝に気付いていない彼の価値観にまるでちっとも理解が出来ないと、誰もが羨む綺麗な瞳を価値が無いとばかりに隠すことがいっそ恐ろしくすら思えてしまう。"うーん"と間延びした唸り声を小さく呟いてから愛嬌の有る微笑みを再度口元に浮かばせて「僕は綺麗な物は隠すなんて勿体ないでしょうし、存分に披露するべきだと思うんです。―――でも、貴方が宝を持ち腐れている間は僕だけがその美しさを楽しめる訳で、それは悪くない話です。」再び隠されてしまった事を残念に思うのは本音の一つ、それでも持ち前のポジティブ思考にて彼からすれば迷惑の考えを固め「だって、貴方がどう思っていようとどう認識していても、僕が貴方を綺麗だと思うのは揺るぎませんし__貴方が隠せば隠すほど貴方の魅力は僕だけの物になります」開いた距離を無理に詰める事せず、それでいて自らの意見をピーチクパーチクと述べることは止めない。言い終えた後に一拍を置けば「隣、歩いても構いませんか」今度は許可を受ける為、まるで躾けられた優等生のように返事を待って。教えられた名前、彼の人柄が伝わる趣味嗜好、聞けば聞くほど自分とは対極の存在だと思い知る。「僕はトゥイードルダム、せっせと休むことなく働くのは好きでは有りません。美味しい物を食べて、楽しいことをするのが好きです。最近は果物を浮かべた紅茶をタルトタタンと一緒に楽しむ事にハマっています」忘れて良いと言われて忘れる気は無く、だからこそ返事にはせずに自らのことを明かすよう言葉を綴り。「栄養ドリンクはムカデに頼めば入手できますが、味に保証が有りません。___なので、僕が栄養剤なんて必要なくなるくらい栄養のある差し入れを見つけて貴方に届けます」さて本題を、と言う様に彼の望む物の不健康さにゆるゆると頭を左右に揺らしてから妥協案と言う様に頼まれてもいないのに胸を張っては任せて下さいとウインクを)
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