フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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リュカ:(誘う言葉をそれとなく断られたのは、自分でいってもなんだがあまりない経験。言葉の意味を理解するように、ゆるりと瞼を上げ、上目にじっと彼を見詰める。口元に浮かんだのは、つい溢れたような小さな笑み。「…あぁ、貴方って人はなんて可愛い方なんだ」甘さを蕩けさせたグリーンの瞳は柔らかに細まり、距離を縮めるように握った手を指を絡めるような繋ぎ方へ変え。「貴方の言葉で聞かせて、この国の良さを。私は貴方が感じていることを知りたい」ちゅ、とリップ音と共に彼の指先へと口付けては、ダメですか?と返答を待つように彼の瞳へ視線を注ぎ。更に駄目押しとばかりに「それに彼とは既に一度会っています。とても素敵な方でした。その彼にお気に入りの場所が出来たらお伝えする約束をしていたのです。そんな彼に案内をお願いしては、私は大事な約束を果たせそうにない」困ったとばかりに彼の良心に訴えかけるように、ふるりと睫毛震わせては「どうか私を助けると思って、貴方のひと時を私にくれないでしょうか?」言葉を重ねる。周りはガヤガヤと賑やかしいというのに、彼の返答を待つ間は音が入ってこず妙に静かで)
ギール:(勇ましいまでの呑みっぷりに"ピュ〜"と囃すように口笛を奏で。舌で味わった彼の味は何とも甘美で、寄せた唇を止められた事によって、より欲は深まるばかり。「くはっ、坊主は煽り上手なのかァ?男がそれで止まると思ってんなら、警戒心なさすぎだな。はははっ!」肩を震わすように豪快に笑い飛ばし、こりゃ堪らんとばかりに俯き。目にかかる前髪を片手でくしゃりと掴み、そのままザラリと掻きあげては、鈍い光を孕む瞳で彼の光る美貌を射すくめ。「素敵な脅し文句だな。そんなモンで孤独で居られんなら願ったり叶ったり」元より安寧に最期を迎えられるなど思ってもいない。鬱屈に翳る顔を隠すようにはらりと掴んでいた前髪を離せば、一瞬澱んだ空気を一掃するべく差し出された焼き鳥へ視線やり。ガバリと大口をあけ、焼き鳥ではなく、それを持つ彼の指先へと齧り付く。勿論痛くないよう甘噛み程度のそれは、最後に戯れるように舐め上げてから口を離し、今度こそ焼き鳥へと向かい。口の中に広がるジューシーな味に舌鼓をうち「うめぇ、ご馳走さん」果たしてどちらに対しての感想なのか、そんなら言葉を述べて。「にしても賑わってんなァ。この国は。美人も多いし天国かねェ。お前さんもえらい別嬪だしなぁ」わはは、と笑い声たてながら、片手は不埒にも彼の太腿に伸ばされ、拒否なければサワサワと撫で回そうとして。気分はすっかり酔っ払いのセクハラオヤジで)
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