フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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(まさか、寝起きに誰かが隣にいる生活なんてものが己に有るとは想像もしていなかった。今では彼の存在が無いことなど考えられないのだから慣れと言う存在は己を欲深くしてしまうらしい。微睡に浸る余韻は短く、目覚めの良い彼は瞳を開けばつい数時間前の色は嘘だったかのようにキラキラと健全たる明るさを持っていて、つい拍子抜けのように毒気を抜かれた思いになってしまう。そんな彼が茶目っ気を交えて情事の痕を指摘するものだから、意識するなと言う方が困難に心臓が高鳴り反射的に顔に熱が集まって。その痕を隠すように筋の目立つ大きな手で首筋を覆えば「__お前が未だ寝るっつうなら、折角早起きしたけど俺もまた寝る」口を突くのは子供染みた冗句、ぼすんと持ち上げていた体を布団に沈めれば眠ったふりをする彼を抱き枕のように抱きしめるべく腕を回し、「本当なら何処か出かけようかと思ってた」"あーあ"なんて白々しくも意地悪の言葉を忘れずに、実際にはこのままのんびりと過ごす一日も悪くないと頭の片隅に残しながらどちらに転んでも良いそんな一日の過ごし方を頭に浮かべて)
(/毎回毎回遅くなってしまい申し訳ありません…!にも拘わらず優しいお言葉を本当に有難うございます!少しずつ仕事が落ち着き始めましたので今のペースよりももっとお返事できるように頑張ります…!背後さまもどうぞお体を崩されませんようにお気を付け下さいませ!)
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