フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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(ダメ元で口を開けクッキーを強請ってみたが矢張り無理であったか。額に生じた軽い刺激に片目を瞑り、摩りと掌で撫でて。「よう言うわァ。そんな言うんやったら、ソジュンが同じ事してもちゃんと断りやァ」ムスリ、と態とらしく不貞腐れて見せてはピシリと人差し指を突き付け、大人気ないことを言ってのける。何だかんだと己の兄弟であるから甘くなる事は分かっていても、弟にばかり甘く構われては堪ったものではない。日頃僅かに燻っていた嫉妬心をじわりと覗かせて。然しそれも長くは続かず。クッキーのかわりに口内を満たしたのは彼の甘い舌。とろりと絡まり合う互いの唾液、摩擦しあう粘膜に、不埒な熱が集まる。普段は素っ気ない恋人からの積極的なキスに、つい自身も求めるように応じてしまう。腰をホールドする様に手を回し、角度を変え、彼を味わって。「…っ、どうしよ。あんまりにもふーちゃんが可愛えから止められそうにないわ。ホンマ、アカン大人やねェ」自分達だけではない、他の住居人が二階の自室で眠っている中、コソコソと睦み合う背徳感がひどく興奮を催す。口の端から漏れた唾液で艶々しく濡れる唇を、そっと親指で拭ってやり。じ、と熱を孕んだ瞳で彼を上目に見詰めては、そっと顔を近づけ、耳元へと唇を寄せ。「…もちろん、責任取ってくれるやろォ?クッキーはまた明日一緒に食お。今は部屋で二人っきりになりたいわ」囁き終わった後、軽く耳朶を食み、ゆるりと手を絡め合わせては部屋へ導くようにくいっと手を引っ張って)
(/フラミンゴ君が可愛すぎて、つい調子に乗ってしまいましたーっ!すみませんっ。このまま流れ的に暗転して頂いても、馬鹿野郎とチョップを食らわせて下さっても構いませんのでお好きな展開にして貰えれば…‼︎)
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