フラミンゴ 2017-03-30 08:35:20 |
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(広いベッドの中、寝返りを打ち何かを探すように片手を伸ばして。だが望んでいたものは触れず、眠気に逆らうように薄めを開き隣を見遣る。ポカリと蛻の穴、シーツ触れると冷んやりした感触が掌に伝わり大分前から隣に彼が居なかったことを察する。昨晩もフラミンゴから見ればきっと無垢な笑顔であったろうそれで、グイグイと野菜を頬に押し付ける勢いでソジュンが野菜を食べさせていた光景が蘇る。あまりの憐れぶりに"骨は拾ったる…"と口内で呟いたのは記憶に新しい。若しや大量の野菜に慣れぬ胃を壊しでもしてしまったか。将又急にデザインのアイディアでも降ってきて仕事部屋にでも篭ってしまったか。未だ未だ深夜は冷え込みが強く、椅子の背に掛けていた羽織を着てベットから抜け出す。体調を崩していなければそれで良い。先ずは彼の仕事部屋を覗き、そこに人がいない事を確認すれば、次は一階へと降りる。階段を降りた先、キッチンの方からガサゴソと音が聞こえる事に気付いてはヒョイと片方の眉尻を持ち上げ、疑問に首を傾げて。そっと扉を開き物音がする方へ目を向けて見れば、其処に漸く探していた人物の後ろ姿を発見する。一体こんな時間に何をやっているのか。「ふーちゃん、何やってんのやァ。こん真夜中に。まさかホンマに野菜で腹壊してゲーゲー吐いてたんかァ」心配の入り混じった声音で問いかけるも、未だ脳内は眠気に靄がかかりしっかりと覚醒していないためか、僅かに漂う甘い匂いは感知せず。ふぁ、と溢れる欠伸で大口を開け、其れを片手で気持ち隠し。「なんや胃薬でも持って来よか?早よ寝な明日に響いてまうでェ」自分も彼が隣に居なければ安眠出来ない。緩く手招きしながら一緒に寝ようと誘いをかけ)
(/なんとっ!同じ事を考えていたのですねっ、幸せです‼︎交流文先出し有難う御座います。早速にも不器用ながら一生懸命なフラミンゴ君にキュンキュンしておりますっ。この後一度朝を迎えるでも、このままプレゼントでもお好きな方を選んで頂ければとー‼︎)
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